- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874353592
作品紹介・あらすじ
フリーライター永江朗が京都に築年数不明の町家を購入。物件探しからリノベーションの設計、施工、家具選び…約1年にわたる「ガエまちや」リノベ&二都生活体験記。ヨソさんにも優しい京都名店ガイド付き。
感想・レビュー・書評
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亡父から相続した西伊豆の小さなセカンドハウスに通い続けて約30年。セカンドハウス・ライフの面白さや楽しさを長く味わって来たつもり。そこに一人息子の独立・親離れが重なり、今度は夫婦揃って大好きな京都にももう一軒...と思っていたところで巡り合った一冊。
今から約10年前に京都中心部に古い町家を購入し、セカンドハウスとしてリノベーションして住み始めるまでのドキュメンタリー風エッセイ。最初から最後まで「なるほど」「そう来るか」「だよねー」と頷きながら楽しく読了。
ウチは「先ずは賃貸マンションあたりからお試しで」と思っていたのが、読み終える頃には「ウチも町家購入&リノベもいいなあ」と。単純なのだ。
セカンドハウス志向が無くとも、京都好きの方なら、ちょっと変わった京都案内としても楽しく読める。その視点と描写は、さすがプロのライターさん。
我が家にとっても良い刺激になる参考書でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お茶室のある家に住みたい、そして、そんな楽しいなら1度家も建てみたいなーと思う。何より家具だったり、京都の街ガイドとしても有用。
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京都の町家を購入し、茶室付きリノベした人の話。セカンドハウスええなぁ。
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現実は横に置いて、楽しく読めた。
セカンドハウス、いいなぁと思いつつ、職場を拘束されない、働き方を探さないととも思った。
知らないお店が色々あり、探索してみようと思う -
こういう建築できるまで系。大好き!京町家リノベーションネタだったからなおさらだね。僕も京都のセカンドハウスがほしい!笑
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最近気になっているリノベーションの参考に。本当に住居問題は麻薬のようなところがあると思う。サイトで物件情報を見ていたり、家具の配置を考えているだけで、いつの間にか日が暮れていることもしばしば。著者の京町家をリノベした茶室付きのセカンドハウスなんて本当に素敵。憧れます。
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・・・移住のはなしかと思いきや、町屋をリフォームするはなしでした。
で、かるーく、かるーく、「これいいねー」「家に置きたい」といっている椅子について検索して、価格を見て・・・ゼロが多い・・・。さすがにひとつ多いんじゃなかろうかと、二度見しました。
新車が買えるではないか。
まさに夢物語ですね。 -
京都に住みたくなった。
町家に住みたくなった。
でも、著者のように家を買い、思い通りにイノベーションする金銭的余裕はない。。
それが残念であり、参考にはならなかったが、読んでいて、まるで自分が家を買ったのか?というくらい、同化して読んでいた。
度々でてくる店舗名は、知っている場所もあれば、はじめての場所もあり、京都を訪れた時にはいきたいなーと思う場所もかなりあった。
2011年。
著者が完成間近な町家を借り引き渡しされた時、私も京都にいた。
度重なる余震から逃げたくて、京都へ旅にでていた。
あー、あの時に、この方も京都にいたのかー。。と、なんだか親近感。
でも、反原発に対する意見など、それは同意できないかなーな部分もある。
まあ、それはそれでこの方の意見の一つなんだということで、スルーしたけど。
全部ひっくるめて、なんとなく京都の案内本みたいな感覚があり、とても楽しく読めました。
町家に住みたい。。。。 -
京都に住居兼仕事場を持つことを考えているので参考になるかも?と購入。京町家を購入、リノベして住むまでを綴る。きちんと目的を明確にしておくことは大事だなぁと思った。が、お金が掛かり過ぎで参考にはならず。
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桜の季節が近づくと、某CMが盛んに京都に誘ってきます。本書は、行くだけにとどまらず住んでみようと思い立ったフリーライターの、約1年にわたる東京と京都の二重生活をつづった体験記。物件探しから、家具選び等、セカンドハウスでの”自分らしい暮らし”が見えてきます。彼のこだわりが随所にあふれ、”幸せを感じる住環境”とは何か?を教えてくれます。