- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874354551
感想・レビュー・書評
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先日、大阪の建築イベントへ行く際に予習の気持ちで読んだ。今までなんとなく通りすぎていた建物にこんな意匠があったなんて…と驚き。
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建築士家の倉方俊輔、作家の柴崎友香、両氏が対談形式で主に大阪市内の建築物について語る。 『中之島公会堂』や『あべのハルカス』など有名な建築物の他、何でもない建築物も多く取り上げられている。ただやはりどれも特徴的なものだから、建物名や用途は知らなくてもそういえばそんなん建ってたな、位の感覚を大阪人なら覚えるのでは。(※ホテル醍醐はあれでラブホテルなんだよな) グーグルマップのストリートビューで実際に二人のツアーに同行している気分で読むと楽しさが倍増する。もちろん細部まで見たいなら実際にその地へ赴くのがよい。見開きのウメキタの写真は壮観。まさに今しか見られない、否、工事着手している2022年現在はもうすでに見られない景色。
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【請求記号】523.163||K
【資料ID】91141898 -
大阪に行きたいと思い、どんな建築の見どころがあるのか知りたくて手に取った。
紹介されているのはかなり有名な建築が多く、詳しい人には「知っているよ!」という内容なのかもしれないけれど、土地勘のない自分にはとっかかりとしてわかりやすく、対談形式の気軽な紹介もわかりやすくて面白い。
類書が多数あるけれど手始めの一冊としてちょうどよかった。 -
何でもかんでも紹介するカタログでないのがよい。歩きたくなる。
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大阪に単身暮らしで1年半。街ガイドのつもりで読んでみた。知っている建物や近くを通った建築もあった。中之島公会堂なら天井画とかもっと紹介するポイントがあるだろうと思う。藤森輝信さんの建築探偵ほどの探求しているわけではなく、街歩き風。
大阪は平野がなだらかで川幅が広いから護岸が低く、川との親和性が高いというのは納得。
村野藤吾を筆頭に名建築が沢山紹介されている。それから建物に限らず地下街の吸気搭や橋梁や工場など構築物全般に目を配っていて、中津の高架下なんて変な処も紹介されている。
難波のデパートや大正区は行ったことがない。この本片手に行ってみようかな。
最後のあべのハルカスの箇所で中沢新一の「アースダイバー」を思い出した。目線の高さはだいぶ違うけれどね。 -
こういう建築行脚の本は好きな部類です
それでも関東の本にはあまり手が出ない
出かけることまでしないのなら
同じくらいかもしれないのに
やっぱり大阪本を手にとってしまう
そばまで行かないとしても
環状線から見下ろす中ノ島図書館&公会堂に
親しんでるからというのもあるかも
心斎橋大丸はヴォーリズなんだ
アラベスク星型の装飾すごい!
今度行ってみよう
渡し船があるのも知らなかった
千歳渡船
梅田はよく行くけど
阪急の15Ftomarigiは、知らなかったな
今度出かけてみよう
万博記念公園の特集(^_^)
イサムノグチの彫刻噴水((φ(・д・。)
時代が古いことなんて全然関係ないよね!
建物を立てた人、使っている人の性格が反映して
装飾や雰囲気が決まって気質が見えてくる
街を作っているのは、造る人だけじゃなくて
住んでいる人たちなんだな -
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00209882 -
明治の建物から最近の建物まで、大阪のキタ、ミナミ、天王寺、万博まで色々紹介。写真が美しい。前通ったことのある建物もあるが改めて見てみたくなった。