民具学の基礎

著者 : 岩井宏實

• 慶友社 (2011年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

個々の民具研究だけでなく、生活文化の展開・交流・世相史とのかかわりの中で民具を考察。民具学研究の基本図書決定版。

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2023年7月13日]

民具の文化財としての意義 | 文化遺産の世界(2016年10月3日)
https://www.isan-no-sekai.jp/column/1231

企画展示 | 「たくさん残っているもの」の民具学 | 福岡市博物館　平成29年1月24日（火）～平成29年4月9日（日）
https://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/486/index.html

トップ：日本民具学会
http://mingu-gakkai.com/

慶友社トップページ
http://booktown.co.jp/keiyusha/

民具学の基礎 岩井 宏実(著/文) - 慶友社 | 版元ドットコム
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784874492451

[つこさんの感想 · 2023年2月7日]

民具研究の歴史や研究の方法、さらに展示について丁寧に解説された基本書。

再読すると、色々な気づきがある。

実際に学ぶ上ではこの本に加えて最新の成果を反映した文献にも目を通す必要があるが、どのような研究をする分野なのかを知るには最適な本だと思う。

著者プロフィール

1932年奈良に生まれる。立命館大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。民俗学専攻。大阪市立博物館主任学芸員を経て、国立歴史民俗博物館教授。日本民具学会会長、日本民俗学会理事、日本展示学会理事。
著書：『絵馬』『小絵馬』『奈良祭事記』『大和の民俗』『大和の年中行事』（共著）、『神饌』『絵馬秘史』（編著）ほか。

「2014年 『地域社会の民俗学的研究　〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」