Design of Doujunkai―甦る都市の生活と記憶 同潤会アパートメント写真集

  • 建築資料研究社
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本棚登録 : 95
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874606438

作品紹介・あらすじ

「都市型文化的集合住宅」の代表的存在である同潤会アパートメントは、築70年余り経った今でもなお、人々を引き付ける魅力を持っている。多くの人々に愛されてきたアパートメントのいくつかは既にその姿を消し、表参道のランドマーク的な存在の青山アパートメントなども次々に取り壊されている。本写真集は日本初の同潤会アパートメントのデザインと生活を様々な角度から捉えたスタイルブック。写真点数は、387点にもおよぶ。

感想・レビュー・書評

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  • この時代を全く知らないはずなのに「懐かしい」と思うのはどうしてなんだろう、と思った。玄関に、窓辺に、廊下に、人影を想像しながら魅入った。よい。

  • 2000年出版当時8棟残っていたアパートメントも、2013年、とうとう最後の上野下が建替えに。在りし日の人々の営み、美しいディテール…。オールカラー、387点の写真がせつなく迫る。

  • 細部まで美しい。年月を重ねた痛みまで美しい。こんな部屋を作って住めたらいいな。

  • おそらくこれが最初で最後の写真集ではないでしょうか・・・。同潤会アパートの軌跡です。

  • 鉄コン(正しくは、それのドキュメンタリーDVD)を観ていて思い出したのがこの写真集。自分はこれを02年8月、小金井江戸たてもの園のみやげもの(?)コーナーで入手しました。学生の頃、ひとりで電車をバスを乗り継いでやってきたそこで!見つけた途端、どうしても欲しくなってしまったんだよ、確か(まあ、本との出会いってそういうものですよね)。<BR><BR>
    私がこれを購入した頃は、同潤会アパートの保存運動の終焉期というか、取り壊しも随分と進み、そのことがメディアでもよく取り沙汰されている頃だった(と思っている、自分では)。当時の自分もその流れでこの建物の存在を知り、雑誌の特集をあれこれと読んだりしていた。<BR>
    実在する姿を拝めたのは表参道のアパートだけだったのだけど、初めてそれを観たとき、「あ、建て替えはしょうがないな」と正直思った。写真で観るのよりもはっきりと分かる、朽ちたコンクリートの感じは、とても脆くて危なげだった。建物にも寿命はある。人間の生活を守り保護するための箱として建物が必要とされるなら、その寿命を無理に引き伸ばすことは賢明な考えではないだろう、自分はそう思った(そこに長年生活してきた人々の強い想いは別として)。<BR><BR>
    この写真集はその姿を、その存在が地上から消えた後にも画としてとどめていてくれる。表参道のアパートに関して言えば、その面影は今も表参道ヒルズの一角に残されている。<BR>
    それは建物にとってとても幸せなことなんじゃないかな、そう思う。

  • 同潤会アパートメントの写真集。建物の外観から窓や手すりまで。隅から隅まで撮ってある。家に所有してゆっくり眺めたい本です。

  • 建築好きで昭和レトロが好きなあたしにはたまらない写真集。
    細部まで鮮明。

  • 創作に行き詰まったらぱらぱらとめくる。静かだけれど生活の香りのする写真が好き。窓や扉・階段などあるテーマに沿った撮り方も興味深い。

  • 今は残り少なくなった同潤会アパートの記録

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