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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784874985502
作品紹介・あらすじ
ともに北海道の極貧の家に生まれ、一人はきらめく才能で珠玉の詩と童話を生み、一人は早熟の天才としてデビューしながら、社会変革の運動に投じて短い生を閉じる。日本の冬の時代を駆け抜けた二人の生涯を、新資料をまじえ、作品を通して描く!
感想・レビュー・書評
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青空文庫今野大力の詩を読んでいると、この人はプロレタリア詩人なのかどうか解らなくなる事がある。詩によってはプロレタリア文学特有の「匂い」が一切ないものがあるのだ。
本書でその疑問が解けたような気がする。知ってしまえばなんだ、であるが。
どういう状況にあってもひたむきに取り組んできた。それだけに晩年、病床での苛立ちの描写とその時に本人が書いた詩のギャップが読んでいて辛い。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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