星界小品集

制作 : 福岡 和也 
  • 工作舎
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本棚登録 : 23
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875021223

感想・レビュー・書評

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  • なんとも、ちんぷんかんぷんな話でした。

  • 図書館本です。邦題にひと目ぼれ。装丁もなんだかクラフト・エヴィング商會テイスト(エディトリアル・デザイナーさんは載ってるけど、そのほかは未確認)で、すっきりと美しいです。

    地球と星と、その星の中の世界にまつわる物語がたくさんです。『宇宙劇場』は、トレッケンブロック伯爵の城で開かれる、スペース・シアターのお話。エダムチーズをパカッと割ると幕が開く、星ぼしの不思議なアトラクションは見てみたいー。

    ほかの短編も不思議感満点です。金星人、脚多いぞ!海王星人、ドイツ語堪能!2009年には驚きの写真集出版!とか(笑)。登場する星の住人のみなさんはいずれも、冒険を試みながらも大きな争いごとを生まず、なんだかおっとりとやってらっしゃって、それはそれでいいんだなぁ、と平和な宇宙を感じました。

    シェーアバルトは多才な人物だったとのことで、点描が美しい、不思議な自筆イラストもちりばめられています。この本が出版されたころはSF…というよりは空想科学小説が華やかなりし時代だったそうで、解説によれば、出版はバローズ『火星のプリンセス』の大ヒットとほぼ同時代。訳者さんは種村季弘さんのシェーアバルト訳に私淑されているらしく、テイストは似せているのかも…?宇宙人は「よござんす」というんだそうだ(笑)。

    ゲルマン魂に貫かれた?実直な話運びと、まるごと不思議テイスト(とりあえずトンデモとは言わないでおきます)で、さすがメルヘンとペリー・ローダンの国だ!と思った1冊です。

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