人間人形時代

著者 :
制作 : 松岡 正剛 
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875021285

感想・レビュー・書評

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  • アート誌「ユリイカ」を髣髴とさせるレイアウト。
    然も真ん中に穴が開いとる。
    うっとりするような装丁なんやけど、文章もとても魅力的でな。
    つい、うっかり宇宙に恋をする。

  • 本の真ん中に穴が開いていて向こうが見えます。「本は暗いオモチャである」そうな。タルホの世界が伝わります。とても美しい本。

  • 稲垣足穂の文章と、真ん中の穴がマッチしている。
    未来派というムーブメントをこの本で知った。
    穴から月をのぞいたりもした。
    中にパラパラ漫画のように動くフォトがあった。

  • 非ユークリッド幾何学? 訳が分からない。けれど、ぶっ飛んだ感じが嬉しくて、つい読み続けてしまう。

  • 2001年5月10日、7刷、並、帯無
    2015年10月16日、津BF

  • 読んでないけど装丁が好き

  • 宇宙論と倶舎論の関係など、予想できないところから宇宙論を引っ張ってくる感性がすごい。そして内容について理解できていない、深い、穴があいている。

  • p.16迄(6/11)
    6/5読み始め

  • ブックデザインがとにかく良くて買った本。
    一千一夜物語りは途中で挫折したけれど、そのなんともいえない擬人法は新感覚派と呼ばれたらしい。
    「月が振り返ると」なんてさらっと書かれると、足元がフワッと浮いたような気になるのだ

  • 穴のあいた本
    読み耽ったり
    パラパラ漫画で酔ったり
    覗き込んだり

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著者プロフィール

稲垣足穂(1900・12・26~1977・10・25) 小説家。大阪市船場生まれ。幼少期に兵庫・明石に移り、神戸で育つ。関西学院中学部卒業後、上京。飛行家、画家を志すが、佐藤春夫の知己を得て小説作品を発表。1923年、『一千一秒物語』を著す。新感覚派の一人として迎えらたが、30年代以降は不遇を託つ。戦後、『弥勒』『ヰタ・マキニカリス』『A感覚とV感覚』などを発表し、注目を集める。50年に結婚、京都に移り、同人誌『作家』を主戦場に自作の改稿とエッセイを中心に旺盛に活動し始める。69年、『少年愛の美学』で第1回日本文学大賞受賞、『稲垣足穂大全』全6巻が刊行されるなど「タルホ・ブーム」が起こる。

「2020年 『稲垣足穂詩文集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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