蜜蜂の生活

モーリス・メーテルリンク 山下知夫 橋本綱

• 工作舎 (2000年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[マさんの感想 · 2022年5月26日]

今すぐ巣箱を作って養蜂をはじめたくなる本。女王蜂の受精の描写が恐ろしい。結合が達成されるやいなや雄蜂の腹は裂け、生殖器官は内臓のかたまりを引き摺り出して抜け落ち、奈落の底へと落ちて行く…

[alondeさんの感想 · 2010年11月7日]

単に観察誌と言ってしまうには、あまりに美しい珠玉の一編

[Hiroさんの感想 · 2024年11月6日]

ノーベル賞受賞作家であり，養蜂家でもあったメーテルリンクによる，蜜蜂の驚くべき生態を紹介した作品。
しかし一方で単なる科学的な記述にとどまらない哲学的で冗長な説明も多い。
知性の限られる，蜜蜂の不思議な集団行動を説明するには，超自然的なものの意思とも言うべき「巣の精神」の存在を想定せざるを得ないようである。

[chisanohonさんの感想 · 2011年8月24日]

青い鳥を書いた著者は、ベテランの養蜂家でもあった。「なぜ、自然はそうさせるのか」という問いと、考察が溢れてくる。

[匙さんの感想 · 2010年4月9日]

春っぽいもの読もうと思って、就寝前に少しずつ読みます。装丁がかっこいい。

[neco-yamaさんの感想 · 2007年2月3日]

『青い鳥』で有名なメーテルリンクさんは，実は養蜂家でもあり，こんな本も書いてます。
ハチカイに興味ある方，おすすめ。
装丁もなかなか良い。

[toshoさんの感想 · 2006年4月28日]

カテゴリ：モーリス・メーテルリンク

借りた所：川崎市図書館
借りた日：2006/03/16
読んだ日：2006/03/16、21、26、30、31
返却期日のため途中

[asagao_shobouさんの感想 · 2005年1月29日]

表紙の旧いもの

著者プロフィール

モーリス=メーテルリンク
1862年ベルギー生まれ。詩人、劇作家。代表作に、戯曲『青い鳥』『ペレアスとメリザンド』『マレーヌ姫』、エッセイ集『ガラスの蜘蛛』『蜜蜂の生活』など。1911年にノーベル文学賞を受賞。
第二次大戦中、ナチス・ドイツのベルギー侵攻にあい、ポルトガルからアメリカへ渡る。戦後、フランスへ戻り、1949年ニースにて死去。

「2013年 『青い鳥　（新装版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」