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- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875023418
作品紹介・あらすじ
アリは本来が遠心的であるのに対して、われわれ人間は自己中心に生活しなければ生存できない、宿命的なエゴイストなのだ…と、目の前の小さなアリたちがくり広げる光景を観察するメーテルリンクは説く。くわえて「倫理の基本が逆転している」と、こたえを見い出す。蜜蜂においては「巣の精神」を、白蟻においては人間社会の未来を、そして蟻に出会うことから、この地球にくらすすべての「生命の普遍性」を考察する。
感想・レビュー・書評
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地味な本だけど、昆虫学の本とはひと味違う。人類の知識を増やすためでなく、人類とは何かを考えるために書かれた博物学の本。
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著者プロフィール
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