政治と文学 (全集 現代文学の発見 第4巻)

著者 :
制作 : 大岡 昇平 
  • 学芸書林
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  • Amazon.co.jp ・本 (581ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875170624

作品紹介・あらすじ

芸術は政治から自立しうるか。武田泰淳、野間宏、佐多稲子、倉橋由美子らの小説をはじめ、終戦後に巻き起こった「政治と文学」論争の中心となった中野重治、竹内好、奥野健男らの政治的論文を含む、21人の文学者の23作品を収録。

著者プロフィール

中野重治

一九〇二(明治三五)年、福井県生まれ。小説家、評論家、詩人。第四高等学校を経て東京帝国大学独文科卒業。在学中に堀辰雄、窪川鶴次郎らと詩誌『驢馬』を創刊。日本プロレタリア芸術連盟やナップに参加。三一年日本共産党に入党するが、のちに転向。小説「村の家」「歌のわかれ」「空想家とシナリオ」を発表。戦後、新日本文学会を結成。四五年に再入党し、四七年から五〇年、参議院議員として活動。六四年に党の方針と対立して除名された。七九(昭和五四)年没。主な作品に『むらぎも』(毎日出版文化賞)、『梨の花』(読売文学賞)、『甲乙丙丁』(野間文芸賞)、『中野重治詩集』などのほかに、『定本中野重治全集』(全二八巻)がある。

「2021年 『歌のわかれ・五勺の酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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