間の楔

著者 :
  • 光風社出版
4.11
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本棚登録 : 154
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875194972

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながら、夜中に布団の中でしとしと・・と涙してしまった作品です。今のところ唯一の泣けたBL作品。

  • 確か高校か大学生の頃に読んだ。まだBL的な本をあまり沢山読んでない頃で(今ほど豊富には無かったし)いろいろ衝撃を受けた。コ○○リングというものをこの本で初めて知った。

  • この時代の攻め様が無理なところはあるが、世界観が大変作り込まれたSFBLでした。文庫版はこれの焼き直しのようですが、これ一冊できちんと完結しています。

  • タイトルの通りの物語。
    これ以上のタイトルない。
    圧倒される。
    私の好みかと言えば違うのだけど、息もできないほどの世界に衝撃を受けた。

  • 私の中での永遠のナンバーワンです

  • リキをめぐる三角関係。元彼のガイと今彼のイアソンが、お互いに嫉妬に狂い命をかけてつぶしあう。イアソンは権力者。ガイはスラム住まい。それぞれのプライドをかける。
    リキはガイを家族みたいに愛しているんだろうな。
    イアソンとリキは主従関係を前提にした関係で、そこから抜け出せない。
    イアソンがリキに影響されて、血の通った人らしくなっていくのが良い。
    そしてイアソンがそれを自覚しているところが良い。

  • 思春期年下のBL好きに唆されて読みましたが、結構ハードな内容で頭痛がしました^^;でも読むのすんごい辛かった気がする。確か最後死ぬよね?でも求め合う壮絶さをまざまざと見せつけられた気がしました。しかしこの本で塩沢さんの凄さを知ったし(CDドラマセット買った友達から借りたwww)ある意味忘れられない一冊。

  • 光風社出版 1990年10月発行



    SF…。
    世界観から理解しないとそこに生きてる人間(だけではないけど)の考え方や生きざまみたいな物が理解しにくく、想像が難しかった。
    難しかったけど、作品全般に流れる重苦しさにずっと囚われていた気がします。
    一読だけでは読みこなすのは難しい作品でした。

    しかも、最後は…。
    救いが無くて ああ、いや、本人達は納得してるのか、きっと納得してるから彼らはそれで良かったのでしょうけど、読者の私からしたら辛い結末でした。

  • 1992年OVAリリース
    ※リキ(CV:関俊彦)
    ※イアソン・ミンク(CV:塩沢兼人)

    イアソンの「もし、わたしがリキをーーリキを、愛している……と言ったら笑うか、ラウール」は心に残る名ゼリフ。

    個人的に『我が名はネロ』(安彦良和著)の剣闘士レムスとリキが何となくダブる。

  • ご存じの方は多いと思います。私の中では、JUNEバイブルですww
    CDブックやアニメ化もされてます。
    全くの、架空の時代と世界が舞台になってますので、読み始めは大変ですが・・・
    お互い素直になれない、イアソンとリキ。主人とペット・・・その関係から抜け出せない2人。
    愛にも色んな愛があると、切ない物語です

    ここに登録した物は、一番古い版の物ですので、お買い求めの方は新装版をお探し下さいね^^
    私は、道原かつみ先生の挿絵が好きなので、この本を大切に保管してます

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著者プロフィール

福岡県出身・在住。
「小説June」にてデビュー。
代表作に「間の楔」シリーズなど。
ドラマCDのシナリオも数多く手がける。

「2022年 『純銀のマテリアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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