入門社会開発 続

  • 丸善出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875390602

作品紹介・あらすじ

いま、なぜPLAなのか「開発」におけるパラダイムの転換をせまる。

感想・レビュー・書評

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  • 本書はPLAの理論と実践を追求した開発学の入門書です。前半はひたすらひたすらケース・スタディ。後半の執筆者には野田さんや勝間先生が登場します。

    PLA: Participatory Learning and Action(主体的参加による学習と行動)、PRA: Participatory Rural Appraisal(主体的参加型農村調査法)、PCM: Project Cycle Management(プロジェクト・サイクル・マネジメント)、PDM: Project Design Matrix(プロジェクト・デザイン・マトリックス)…。いつも思いますが、何だかややこしいですよね〜。

  •  まず二つのケース・スタディが紹介され、それを例に挙げながら、PLA(Participatory Learning and Action)を説明している。<br>
     開発・援助について、「リアリティ」という概念を用いて、従来は外部の知識人が“科学的に正しい”「リアリティ」を与え、貧しい住民の“誤った”「リアリティ」を改善・克服するというパラダイムであったとする。そしてPLAでは、参加するそれぞれの「リアリティ」を理解し、共有することを第一に考え、そこからどうしていくべきかを共に考えていく、という考え方をする。<br>
     そのファシリテートを行うのが、開発・支援を行う者の役割であろう、と。学習論の流れと同じだ。

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