食育のウソとホント 捏造される「和食の伝統」

著者 :
  • こぶし書房
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875593447

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  • 第1章 “生きのびる”ための食育
    第2章 “体にいい”を科学する食育
    第3章 “伝統”のウソをつたえる食育
    第4章 “旬”と“鮮度”を考える食育
    第5章 “食べる”を考える食育

  • 世にはびこる食にまつわるあれこれを精査し、食力を身につけましょうと訴える内容。

    絶対的に良い食品なんてものはないのと同様、絶対的に悪い食品もありません。食べ方次第で、良くも悪くもなるから、その使い方=食べ方を教えるのが食育のはずです。

    というくだり、強く共感。

    魚柄さんの本を読むと、いつも自分がいかに、調理の技術、食べる知恵や工夫に乏しいかを痛感します。

  • 著者の思いが所々強く、お手軽食からやがて危険ドラッグへのところとかはクレイジーな論な気がするけど、

    歴史背景や昔の食事については大変参考になった
    全体的に読みごたえがあって良書

  • プロが書いた食に関するエッセイのよう内容。「伝統的な和食は素晴らしい」みたない昨今の風潮に対して、”和食”って一体何だよ、というところを食のプロとして検証してくれています。最近の食育にダメだしすることとか、その検証がメインというよりは、素人に役立つ料理情報がいろいろと紹介されている料理本と思った方がよさそう。食育批判部分は、本を売るための戦略的な部分もありそうです。100均やコンビニで調達できる保存可能な食材で料理を作る方法なんかは、単にお弁当やお惣菜を買って食べるよりははるかに役立ちそう。ただ、江戸っ子が会話しているような文章は若干読みにくくて頂けない。

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著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(ともに青弓社)、『食のリテラシー』『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)ほか多数。

「2019年 『刺し身とジンギスカン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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