恋人たち (とぴか)

  • 芸術新聞社
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本棚登録 : 46
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875864462

作品紹介・あらすじ

耳を澄ませば愛し合う者たちの歌がきこえる。交差する恋人たちのストーリー。穂村弘×宇野亞喜良、第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 穂村弘さん : 文
    宇野亞喜良さん :  絵


    風の夜初めて火をみる猫の目の
    君がかぶりを振る金曜日

    、、、穂村弘さんのこの歌に合わせた宇野亞喜良さんの見開きの絵が、ページをめくると、迫力で、猫の姿した少女の瞳と目が合ってしまう。

    穂村弘さんの不思議で風変わりな文に、神秘的で圧倒的に美しい、宇野亞喜良さんの絵が、とんでもなくゴージャスに、展開される。

    地引き網でとらえられたオスの人魚の瞳も、目が合ってしまう。圧巻である。

    この絵本は、宇野亞喜良さんの絵が、とにかく素晴らしかった。贅沢な絵本!何度見ても、飽きない。


    • goya626さん
      りまのさん
      穂村弘さんの本は幾つか読んだんですよ。投稿の短歌の解説書です。でもねえ、この人の短歌は、分かったようで分からないというか。絵が...
      りまのさん
      穂村弘さんの本は幾つか読んだんですよ。投稿の短歌の解説書です。でもねえ、この人の短歌は、分かったようで分からないというか。絵があると感覚的に分かるのかな。
      2021/08/19
    • りまのさん
      goya626さん

      私は穂村弘さんの、短歌やエッセイが、とても面白く思いますが、本は、いつも図書館で借りているので、書評集しか持ってません...
      goya626さん

      私は穂村弘さんの、短歌やエッセイが、とても面白く思いますが、本は、いつも図書館で借りているので、書評集しか持ってません。エッセイの文章が、母性本能をくすぐるというか、なんか良いのです。短歌は、単純に、新鮮で面白く感じます。でもこの「恋人たち」という絵本では、宇野亞喜良さんの絵が、圧倒的に素晴らしいです。
      …穂村弘さんは、よく分からないところが、良いのですよ ♡
      2021/08/19
  • よかった!すき!!(♡ˊ艸ˋ♡)

    20150508

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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