マルスさんとマダムマルス

  • 出版工房原生林
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本棚登録 : 19
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (37ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875990765

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  • 画家サリューが過ごした地図にも載ってないようなさびしい町。涙もろいマルスさんと料理上手のマダムマルス。ささめやゆきさんの「あとがき」がいいんですよー。心の中の町。いつかブログに書こうかな。

  • なんの変哲のない外国の小さな村の雰囲気が伝わってきます。

  • 「カフェ・ド・ラ・ペ」というカフェの階上に、大家のマルスさんおくさんのシモーヌさん、愛犬のスプリンターが暮らしていました。マルスは油絵を描いているサリューに絵は上手くいってるかい」と聞きますが同じような1日しかやってきません。ですが先週結婚式をあげられ、おととしは葬式があり、昨日は子どもさんが産まれたりと町に色々な変化がありました。だけど、マルスさんとシモーヌさんとスプリンターは変わらない生活を送っていたという話でした。私は1回じゃこの話を理解できなかったので何度も読み直しました。「今日は昨日でないし、明日は今日と違う1日」「誰も気がつかないけれどすこしずつ私たちも社会も変わってゆく」という2つの言葉が印象に残っています。日頃私達が「暇だぁー」とか何となく同じ毎日を繰り返してても世の中は変化しているんだなと改めて分かりました。
    (ペンネーム S.Y)

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著者プロフィール

ささめやゆき 1943年東京生まれ。1985年ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクールにて銀賞、95年小学館絵画賞、99年講談社出版文化賞さしえ賞受賞。絵本に『ねこのチャッピー』(小峰書店)『椅子 しあわせの分量』(BL出版)、挿絵を手がけたものに『三方一両損』『子どもつなひき騒動』『徂徠どうふ』『お父さん、牛になる』(福音館書店)『狂言えほん・ぶす』(講談社)『こぶたものがたり』(岩崎書店)『あるひあるとき』(のら書店)、著書に『イタリアの道』(講談社)ほか多数。

「2021年 『眠り猫 講談えほん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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