開国史話

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  • 神奈川新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876454174

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  • 神奈川新聞に連載されていた、横浜開港にちなんだ歴史のエピソード。2009年は横浜開港150周年なのでこの手の本が沢山出てきそう。地元横浜の歴史に関する本は見つければ読むようにしている。当時の幕府の役人(左程位の高くない人まで)の事務処理能力の高さが窺える。イメージとしてはアメリカに旨くやられて不平等な条約を結ばれてしまった・・・みたいな感じが強いが、むしろアジアで唯一独立を守られたのは当時の役人を含め庶民にいたるまで、教育水準や清潔さ秩序など欧米諸国に全く引けをとらなかったことに有るのではないかと感じた。

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著者プロフィール

1936年東京生まれ。東京大学文学部卒。専門は日本近代史、近代アジア史。横浜市立大学教授、同大学学長などを経て、現在、同大学名誉教授、都留文科大学学長。おもな著書に『イギリスとアジア』『黒船前後の世界』『黒船異変』『世界繁盛の三都―ロンドン・北京・江戸』『地球文明の場へ』、共著に『アジアと欧米世界』ほか。

「2012年 『幕末外交と開国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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