かながわ定食紀行 おかわり! (かもめ文庫 かながわ・ふるさとシリーズ 65)

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  • 神奈川新聞社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876454648

感想・レビュー・書評

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  • 読んでると腹が減ってくる。新聞連載コラムなので紙幅の問題があるのだろうが、各店についてもう少し文章量、情報量がほしいところ。野沢一馬のほうはそのあたりで店の歴史や主人の人生などにも踏み込んでいて良い。とはいえこれを頼りに何軒か行ってみよう。

  • 今回は巻末のおでんに関する座談会が面白い。

  • 近所の店が載っている…。
    先生の人柄がにじみ出ている一冊、いい人すぎる。

  • こちらは続き。
    掲載されている店は、前作より、うちから遠めの店なので、あまり使わないんだけど、やはりおいしそう。
    定食屋なのでわざわざ出かけようという気にならないところがちょっとね。(^^;
    やはり、ご近所の店があるようでしたら必読でしょう。

  • おかわり!と書かれている通り、2冊目です。
    私は神奈川新聞を購読していないのですが、神奈川新聞の日曜版に連載中のようで読み進めるとこの連載が人気なのが解ります。それでいて高飛車な評論をする訳ではない純粋に楽しまれ美味しくいただいているのが解りとても大好きです、今 柊二さん。

    載っているお店に関しては皆さん、読みましょう!特に神奈川県民及び神奈川県に縁のある方。 

  •  神奈川新聞日曜版に連載されている、(主に)神奈川県内の定食食べ歩きの記録。これで2冊目。

     神奈川県民以外には大して訴求しないのかもしれないけど、「定食バンザイ」などで知られる筆者の定食への思い入れは今作でも健在。何気ない、グルメ本などでは扱われないであろう市井のお店を次々に掘り起こしていくそのスタイルは、地元民としては「ああ、あそこそういうお店だったのね」とか「こんなとこまで攻めるのか」といった感慨があってとても楽しい。

     前作に続いてトルコライスを追い求める大阪編などもあって、実は結構いろいろとサクサク楽しく読ませる本。

     グルメガイドというより「こんなホッとできる店ありますよ」紹介として読むのが良いと思います。本当に何気ない定食メニューへの愛に満ち溢れた本。

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著者プロフィール

1967年生まれ。横浜国立大学卒。定食評論家。
庶民の味、市井の食文化に対する飽くなき探求心から国内外各地をめぐり、安くておいしい定食とそれを提供する店の調査・研究をおこなう。
主たる著書に『定食学入門』(ちくま新書)、『定食と文学』『定食と古本』(本の雑誌社)、『ファミリーレストラン「外食」の近現代史』(光文社新書)など。二児の父。

「2015年 『定食ツアー 家族で亜細亜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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