こどものけんり 「子どもの権利条約」こども語訳

  • 雲母書房
1.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 8
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784876720361

作品紹介・あらすじ

小学6年生が訳した「子どもの権利条約」。ブックガイド、ビデオ案内つき。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • こういう本を野放しにしていてはいけないでしょう。
    権利を扱う本なのに、権利を侵害しています。

    1.子ども語訳とうたっていますが、その著作者表示がなされていない。氏名表示権は著作者人格権の基本です。

    2.その子ども語訳がきわめて不十分。つまり、これが国連文書でなく、一般著作物なら、翻訳権の侵害になる。

    3.他の写真や本の紹介(表紙画像あり)が随所にあるが、その著作権者の表示がない。いわゆる出版の基本であるクレジット表示がないのだ。雲母書房は出版に当たって、それぞれの著作権所持者に承諾を得ていないと推測される。

    そして、本の帯に「卒業記念、入学祝いにピッタリ」などと宣伝しているが、とんでもない。これは子どもの権利条約にこと寄せた、名取氏をはじめとする、社会的アジテーションの書物だ。まだ分別のない子どもに与えてはいけない「有害図書」である。教育的立場、子どもの立場とは真逆に位置する。

    もし、子どものために、彼らが取り上げている社会問題を扱うならば、もっと丁寧な説明が必要だ。自分は安全なところにいて、良心ぶって、いたずらに、問題をあげつらう姿勢はいかがなものか。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1945年東京都荒川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。神奈川県藤沢市立鵠沼小学校などで小学校教諭として勤務。途中から、家庭科専科となり、様々なゲストを呼んでの公開授業などユニークな教育実践で全国的に知られるようになる。2007年退職。退職後は「おもしろ学校理事長」を名乗り、各地で出前授業をやっている。
著書多数、『教室から世界へ飛びたとう ― おもしろ学校の特別授業』(筑摩書房) 、『こどものけんり』(雲母書房)、『ナトセンおすすめ おもしろ学校映画館』(子どもの未来社)、『おもしろ学校ナトリのライブ ― 今夜は帰らない』(自然食通信社)等。映画・テレビへの出演は「おもしろ学校のいち日 名取弘文の公開授業」(制作・監督 西山正啓)、「テレビ寺子屋」(テレビ静岡)等。
1993年の国連の国際先住民族年をきっかけにアイヌ民族との交流を続けている。

「2023年 『わが名はシャクシャイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名取弘文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×