新しいうつ病論: 絶望の中に見える希望

著者 :
  • 雲母書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876721498

作品紹介・あらすじ

日本のうつ病をめぐる状況はいま、新自由主義の登場、軽症・慢性を特徴とする"新しいうつ病"概念の輸入、新たな抗うつ剤市場の開拓という波にさらされている。うつ病の歴史と現在を丹念に検証しつつ、気鋭の精神科医が打ち立てた孤高のうつ病論。

感想・レビュー・書評

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  • 知ることで気持ちが楽になる。

  • 1980年代には、新自由主義の登場、新しいうつ病概念の研究、新しい抗うつ剤市場の開拓がおこなわれた。
    小刻みな休養と常に取り込んでいくことが役立つ。
    小さな引きこもりを人生の中に取り入れる。
    新しい生き方は、それまでと異なれば、どのようなものでも構いません。
    限定的であっても抗うつ剤や休養が役立つことは多い。

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著者プロフィール

1953年生まれ。精神科医。岐阜大学医学部卒。岐阜赤十字病院精神科部長、岐阜大学医学部精神病理学分野准教授などを経て、現在、岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター。自閉症スペクトラムの臨床研究、少年事件の精神鑑定、不登校・引きこもりの臨床社会的研究などに取り組む。日本児童青年精神医学会理事。雑誌「精神医療」(編集=「精神医療」編集委員会、発行批評社)編集委員。主な著書に『発達障害は少年事件を引き起こさない』『精神鑑定とは何か』(ともに明石書店)、『やさしい発達障害論』(批評社)、『自閉症論の原点』(雲母書房)など多数。

「2019年 『いかにして抹殺の〈思想〉は引き寄せられたか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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