殺し殺されることの彼方: 少年犯罪ダイアローグ

  • 雲母書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876721641

作品紹介・あらすじ

なぜ少年少女たちは加害者に、また被害者になってしまったのか。そして、事件を回避する道はなかったのか。社会を震撼させた事件が内包する普遍性に迫る、白熱の討論。往復書簡による「佐世保事件」を緊急収録。

感想・レビュー・書評

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  • 人は社会が育てる。
    例えば信じられないほどに凶悪な殺人犯が存在したとして、でもその人を育てたのは私も所属している社会がその殺人犯を育てたということを忘れないようにしないと。
    その人だけが特別、ではない。

  • 加害者に迫る本は結構あるけど、加害者と被害者の関係性を詳らかにする本って、そう言えばない。
    そ~ゆ~意味では、とっても興味深かった。(関係性が見出せない…って関係性も含め)
    ちゃ~んとタイトル通りの内容。

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著者プロフィール

評論家。1942年東京生まれ。上智大学経済学部卒業。著書に『家族という意志』(岩波書店)、『家族という絆が断たれるとき』『宿業の理想を超えて』『「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件(共著)』(以上、批評社)、『ひきこもるという情熱』『〈宮崎勤〉を探して』『「存在論的ひきこもり」論』(以上、雲母書房)などがある。

「2013年 『子どものための親子論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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