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- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876723041
作品紹介・あらすじ
末期の人の身体が発する無言の訴えに耳をすませば、必要な支援が見えてくる。認知症の人の看取りは悲惨ではない。延命治療によらない自然な死は、厳かで、ユーモアさえあふれている。介護の最前線から発信される、納得の看取り術。
感想・レビュー・書評
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「寿ぎが失われつつある」
天命を全うする、寿命が尽きることは悲しみだけでなく、寿ぎでもあるが、医療で意思に関係なく生かされることで失われている。それが「低下することを許さない国」日本の現状。「形式知」に捉われ過ぎている。
「施設に入った日を境に、介護者に付き添われないと社会に参加できない存在とみなされる」
住む所が変わるのではなく、社会からの扱われ方が変わるのだ。プラン通り介護される存在になるのだ。プラン通りではない「共同決定」できる存在でいて欲しい。
「介護職は真剣に嘘をつく」
折り合いのためだ。
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