- Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876883240
作品紹介・あらすじ
本書は、釈迦の考え方を、現代人にわかりやすい形で書き下ろしたものです。
感想・レビュー・書評
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わかりやすい。。
こんなにも釈迦が悟りを開くときの、細かい心情をわかりやすく伝えられる人が他にいるだろうか。
釈迦も、誰もが抱える悩みを乗り越えながら、
大いなる悟りの道に歩まれた過程を読んで、
釈迦もまた1人の人間であったと感じさせられた。
心を正しい方向に向けることができれば、
誰もが仏に近づくことができるんだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2500年前に釈迦が説いた教えを、現代人にわかりやすい形で書き下ろしたもの。仏教思想の入門として、またブッダの根本思想がわかる経典としての役割を果たしている名著。
「八正道」「六波羅蜜多」「転生輪廻」「空の思想」「悟り」などが、わかりやすく体系的に述べられている。 -
【本人が語る、釈迦の本当の教えとは】
本書は、「仏陀の証明」と同じく、生の釈迦の教えが記されています。仏陀の証明より少しやさしくて理解しやすいです。
例えば、「六波羅蜜多」「八正道」の教えが現代だとどのようになるか、例を交えて説明があります。
また、本書は「菩提樹下の悟り」として、王城を出て一人修業し、己心の魔と戦いながら釈迦が悟りを得る過程が記されています。
ここが私はとても気に入りました。途中釈迦がどのようなことを考えて修業したのか。大変な苦悩が記されていますが、そこから得られた悟りが、今なお私達を守り、育ててくれているのだ、と思うと深く感動しました。