バッテリ- (教育画劇の創作文学)

  • 教育画劇
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876925810

作品紹介・あらすじ

「あいつ、才能ありますよ。永倉となら、バッテリー組めるから」たぶん、最高のバッテリーになる。なんの前ぶれもなく、そんな思いが胸をゆさぶった。身体の中で、なにかがはじけたほど強く、思った。

感想・レビュー・書評

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  • 子供だからって思ったらダメだよね

  • 学生の頃から何度も読んだ本。シリーズの途中で断念し、1巻から読み直すものの結末までたどり着けずにいた。図書館で見かけ、読み直そうと思った。印象に残っている文は、懐かしく感じ、ああこういう意図だったのかな?と感じる部分もあった。

  • 先日、NHKの連続ドラマでやっていました。
    初回なにげなくつけていたら、長女が、
    「これ公文の問題でやったかも‥」
    確かに、公文推薦図書でした。
    長女に読ませようと、図書館で借りたところ‥
    私がはまってしまいました。
    次々にかりて、6巻全部読み終えました。

    長女には、少し難しいかな?
    中学生くらいなら読める?理解できる?感情移入できる?

    久々に、心を揺さぶられる小説でした。
    大人でも十分に楽しめます。
    いや‥
    大人だから、理解できる小説かもしれません。

    中学の野球部の、ピッチャーとキャッチャーが主人公。
    スポーツって良いよね~なんて単純な話ではなく、
    野球をとうして経験していく
    大人や先輩、友人の影響‥
    心の葛藤、迷い‥
    思春期特有とは言いきれない‥
    他人と自分との違いに、気付き悩み‥
    解決ではなく、消化していく‥
    苦しみながら成長していく‥

    読んでみて下さい。

  • 天才ピッチャー原田巧とキャッチャー長倉豪の成長の物語。
    中学生というゆれる年代を野球を通してキレイにうつしているカンジです。
    「キレイにうつす」というのは「そのまま」ってことです。
    いわゆる野球のおはなしではないので、試合の結果とかは関係ないんですが、
    やはり最後の試合の結果はこれからのみんなの未来をそれなりに象徴しているように思えるので
    きちんと書いてほしかったな。
    そこが消化不良。

    • minabookさん
      あさのあつこさんの作品でラストイニングと言う本があってその本はバッテリーにでてきた他の人が主人公の物語なのですがそこに結果が書かれています。
      あさのあつこさんの作品でラストイニングと言う本があってその本はバッテリーにでてきた他の人が主人公の物語なのですがそこに結果が書かれています。
      2013/03/28
    • 越智さん
      minabookさま、いらっしゃいませ!
      おー!別作品でわかるのですか。
      では、この二人に関してのこの試合は、未来への象徴であって結果は...
      minabookさま、いらっしゃいませ!
      おー!別作品でわかるのですか。
      では、この二人に関してのこの試合は、未来への象徴であって結果は二の次の話ということなのでしょうか。
      そこに何か別のドラマがこめられてるんでしょうね。
      コメント・お知らせありがとうございます!
      2020/08/14
  • イラッとするほどの主人公や親たち。登場人物は好きになれないが、それでも続きは読みたくなる。それがこの本らしさか…

  • ビブリオバトル、エキシビションマッチ。5年生担任紹介。

  • 巧は才能はあるけど、とがっている。周りと協調できず孤独なところがある。それを補うような豪。二人は、最高のバッテリーになっていくことを予感させる。純粋な弟、青波の野球に対する想い。おじいちゃんの言葉も重みがあっていい。

  • 「2013年 インターンシップ学生のオススメ本」

    http://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=206003911

  • いつかは読みたいと思いつつ、でも野球だしなーとためらっていたけど、ようやく図書館で手に取った。傲慢なほどの自信を持つ天才型のピッチャー少年と、引越し先の田舎で出逢う、彼に憧れすら抱いていた心優しいキャッチャー少年。ピッチャー少年の心の動きが刺々しくて共感しにくいんだけど、多分長いストーリーの中で変わってゆくものがあるんだろうと思わせてもくれる。
    でもまあ……続きは縁があったらでいいかな。

  • 中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた巧。ピッチャーとしての自分の才能を信じ、ストイックなまでにセルフトレーニングに励む巧の前に同級生の豪が現れ、バッテリーを組むが…。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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