アインシュタインの反乱と量子コンピュータ (学術選書)

著者 :
  • 京都大学学術出版会
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876988419

作品紹介・あらすじ

「同じモノやコトが、同時に複数の姿をとる」などあり得るのか?-アインシュタインが提起したパラドックス"EPR"。量子力学の創業者たちを当惑させた「理論」が、21世紀の先端技術を目指す量子情報研究で「何の疑いもせずに」使われている。真理と制度をめぐり"科学とは何か"で揺れる現代科学の転換期を、「物理学の世紀」で消されたマッハにまで遡り、"物理帝国の埋蔵金"を理論物理学の泰斗がスリリングに描く。

感想・レビュー・書評

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  • 2017/07/25 初観測

  • ERP相関など量子力学の気持ち悪さが今どういう状況なのか一通り解説してくれているので、すっきりしないながらもすっきりする。量子力学からhをとったのが量子情報という説明には騙されたような気がするもののふむふむ。ならば統計力学からkをとったのが情報工学か、いや逆か。うむむ。

  • 図書館本。
    面白い。でも急いで書いたか校正したかで、ワープロの変換ミスのようなところが何件か。内容の理解には支障ないが。

  • う~んタイトルの量子コンピュータの部分はさらっと流されていて、どちらかと言えば量子力学の歴史と哲学的な話が多い。きっと物理学を学ばれている人向けの本だと思います。ちょっと私のような素人では敷居が高かったです。星2つは本の内容と言うよりも私のレベルに合って無いと言う意味です。

  • 久々の物理本。非常に読みやすい本でした。大好きなEPRネタでワリと引っ張ってくれました。数式も出てきますが、ワリと一般化された内容で、量子としてはわかりやすい部類の書籍で、でもあまり簡素化し過ぎていない丁度いい具合の書籍だと思います。

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著者プロフィール

1938年、山形県生まれ。1960年京都大学理学部卒業。京都大学教授を経て、現在同大学名誉教授。専攻は一般相対論、宇宙物理学。トミマツ・サトウ解の発見など多くの業績をあげた。著書に『アインシュタインの反乱と量子コンピュータ』(京都大学学術出版会)、『孤独になったアインシュタイン』(岩波書店)、『量子力学は世界を記述できるか』(青土社)など。

「2017年 『佐藤文隆先生の量子論 干渉実験・量子もつれ・解釈問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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