羊の怒る時

著者 :
  • 影書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877140342

感想・レビュー・書評

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  • 関東大震災時の朝鮮人虐殺を描いた小説(らしい) まだ読み途中

  • 2年以上前に読んでずっと印象に残っている本。
    関東大震災に関わる作者が経験したことをもとに書かれたものだったように記憶。完全にノンフィクションと言っていいのかは迷った気がする。
    個人的には、限りなく事実なのではないかと思うんだけど、いろんな向きがあるから一言では言い切れない。
    図書館でなんとなく手にとって借りた書籍の中では一番インパクトが強くてかなり集中して読みきった方。
    たまに読み返したくなる。
    某国と震災、というテーマに興味がある人には読んでみて欲しい。
    自分はこれを読んで何を得たといえるわけでもないんだけど、非常時における日本人の精神の動きについて、強烈に考えさせられた。

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著者プロフィール

江馬 修(えま・しゅう):1889年、岐阜県高山市生まれ。田山花袋の書生や代用教員のかたわら、創作に励む。1916年に刊行した『受難者』で人気作家となり、1926年、『追放』を執筆後に渡欧。大作『山の民』は1938年に発売されて以来、改作を重ねた(2014年に春秋社により復刊)。1975年没。他の著書に、『氷の河』『本郷村善九郎』『飛騨百姓騒動記』『延安賛歌』などがある。

「2023年 『羊の怒る時 関東大震災の三日間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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