この作品は、前作でも思ったんですが実は、微妙だなー……と、思っていて。
なんで、微妙かと言いますと、ですね。
お仕置きが中途半端……というか、アダルトグッズあるなら、もっと激しいプレイをするか、全然しないか、のどっちか、でいいと思うんですけど、普通の人は違うんでしょうか……?
個人的には、中途半端が一番よくないと思うんですよね。
って、個人的な感想ですけど……
なんだか、内容がアブノーマル要素多めだと自身のハードルが突然に、上がるようで、どうしてもジャッジが辛口になってしまいます。
もちろん、BLの要素はそれだけではないと思うので、それだけでは判断しませんが、他がほんわかムードのラブラブなので、余計にそのえっちのアンバランスが目立ってしまう。
おまけに、千裕が楽しんでくれてたらいいんですが、どっちかっていうとむしろ本気で嫌がっているのが透けて見えるので、あんまり楽しくないなー……。
ああいうのは、いやよいやよも好きのうち、でやられている側も楽しんでくれているから楽しいんだと思うんですけど……
なんだか千裕が「それも構わない」というのには、いろいろ理屈をつけて「構わない」と言いすぎているので、ちょっと興ざめ……する部分があるのかなー……と思うので。
軸となる話自体は、千裕が突然現れた、玲音の過去の男のに嫉妬する……というような内容。
話の軸自体にも、玲音の悪びれなさは、一体何なの!? という気はしなくもないんですが……、まぁ、それは個人的な感覚の話なので、ちょっとどけておきます。
それにしても、やっぱり。
このほのぼの感にアダルトグッズは必要なんだろうか……?
なくても、十分に話は回るんじゃなかろうか……? と、かえすがえすも思ってしまいます。