- 本 ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877281137
感想・レビュー・書評
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リアルタイムで見て、大好きだったドラマの文字起こし版。ドラマは満点なんだけど、本書から受けた感動は、頭の中の映像ありきと考えると、これ単体だと☆4つ評価くらいかな。実は初回と、一部途中まで見逃した回があって、いつか再放送を!と願い続けたけど、結局叶わずじまい。どこかの書評で本書の存在を知り、『そんなのあったのか!』とちょっと衝撃を受け、当然のごと入手した次第。読みながらあの場面やこの場面が目に浮かび、その中心には、当然岸谷五朗の名演がある訳だけど、泣けて仕方なかった。でも今の視点で冷静に見ると、ちょっとそこ、教師としてはどうなの?と思える部分がちらほらなきにしもあらず…。とはいえ、時代性もあるし、細かいことはさておき、存分に堪能してしまったのでした。
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昔やってた岸谷五朗主演ドラマの小説。毎週泣いた。
やっぱりドラマの方が好きだからどうしても感情移入してしまってこの本も好き。
子どもは自分なりの小さな(でも当人にとっては重要な)悩みにひそかに悩んで、心を痛めてる。
でもそれを隠そうとしたり守ろうとしたりする姿がいじらしくて泣きそうになる。
それを包み込むような玩助にまた泣きそうになる。
玩助は、器用なわけでもないし、誤解されることも多いけど、子どもたちを認めてあげられる大人なんだと思う。
ドラマは大好きなのにDVD化もされてなくて、この本で思い出補完。 -
北海道時代の教え子が東京で自殺したことをきっかけに上京した小学校教諭と生徒が向き合う。生徒の個性を「一番星」に抽象化し、一話完結で全て泣けます。
著者プロフィール
水橋文美江の作品





