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著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877281380

作品紹介・あらすじ

「さようなら。私、幸せになんかなっちゃいけないんです」私の中のもう一人の自分、二重人格…。去る女、追う男。孤独に震える異国への旅が、自分の知られざる過去をたどる深い闇へと私を誘う。

感想・レビュー・書評

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  • 中島みゆきさんの夜会シリーズ。
    初めて小説読みました。二重人格の女性が主人公の物語。突如、激しい頭痛に襲われたと思って、気づいたら理解不能な行動を起こしてしまい、怖くなり恋人から逃げてしまう。
    最初は二重人格の原因はなんなのか、逃げた先に何があるのか気になってどんどん読み進めました。
    最後の展開は若干ファンタジーというか少しホラーっぽかったですが、面白く読めました。
    なかなか難しいと思いますが、夜会の映像作品もあるので見てみたいな

  • 1996年11月30日読了。

  • 夜会で三度目の上演がされているため予習する目的で読みました。3度目にはストーリー展開が変更されているところはありますが、大筋が把握できて良かったと思います。夜会は今回初めて見に行きましたが、なるほどと納得、また行ってみたいと思いました。歌と舞台の総合、オペラのようでオペラでない、新しいジャンルでしょうね。

  • 中島みゆきさんがライフワークとして取り組んでいる「夜会」を原作とした小説。

    小説なのは、やっぱりそれまでのシナリオじゃあ伝えられないっていうのがあったのかな?

  • 思った以上に楽しめました。

    伯母の言葉が原因で『多重人格者』としてのベースが出来たとか、案外話しがシッカリ出来ていたので驚いた。
    みゆきさんの『夜会』の一つで、同名の作品あり。

  • 夜会特集をテレビで見てこの本を知った。一人芝居でみゆきさんはどのように演じたのか、想像しながら読むのは楽しかった。

  • 【目次】
    一 陽射し
    二 霧雨(ムアン・フー)
    三 迷路
    四 竹の歌
    五 ひとごろし
    六 心音
     九五年 夜会「2/2」記録

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著者プロフィール

中島みゆき
1952年札幌市生まれ。藤女子大学文学部国文学科卒。75年「アザミ嬢のララバイ」でデビュー。同年、世界歌謡祭「時代」でグランプリを受賞。76年ファーストアルバム「私の声が聞こえますか」をリリース。アルバム、ビデオ、コンサート、夜会、ラジオパーソナリティ、TV・映画のテーマソング、楽曲提供、小説・詩・エッセイなどの執筆と幅広く活動。

「2020年 『中島みゆき第二詩集 四十行のひとりごと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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