THE END OF EVANGELION: 僕という記号

著者 :
  • 幻冬舎
3.26
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本棚登録 : 86
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877281717

作品紹介・あらすじ

詩篇「新世紀エヴァンゲリオン」。監督・庵野秀明が紡ぎ出す言葉の世界。人々の心と、魂を補完し、人類は新たな進化の段階を踏む。壮大な神話、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 当時読んで、読み込んだ上で、売ったのだが、四半世紀ぶりに、状態のいいのが売っていたので買ってみた。
    思い返すに当時、パソコンもネットも片田舎の中学生には縁遠かった。
    だからメモしきれずに、こういう本の受容があったんだろうな。
    「詩篇」とか「GAINAX公認、劇場版公開記念本!」とか「初回限定ポストカード入り!」(最後の一声)とか帯にあるが、
    要は庵野をはじめスタッフのものしたシナリオを、いい具合に再編成して箱入りにして投げ売りした、当時の商売が忍ばれる。
    が、それはそれで当時のリアリティだったのだ。
    版元が幻冬舎(つまり見城徹)で構成が野火ノビタというが、実に90年代で、奥付の錚々たる面々を見て、力のない笑いを漏らしてしまう。
    真っ黒ページから白くなっていく、印刷技術も忍ばれる。
    そんな本。

  • 構成:野火ノビタでやられた。すげえわかってる庵野さんと思ったが、野火さんか。鬼に金棒。エヴァにロンギヌスの槍だわ。決して彼らのことを理解はできない。自分のことも。でもこれを読んでいると深く深く没入してしまう。エヴァは麻薬だ。僕は物語に対してかなり距離を取る、というか性格上取ってしまう性質(タチ)なのですが、エヴァほど没入できる物語は知らない。小説や漫画では表現しきれないあの(僕にとって)完璧な演出。映画と違いアニメのタイミングは、全て設計図通りになるものなのに、これだよ。詩なのにシーンがすべて見えた。

  • 古本屋で購入。うーん、中2病な内容です…。どうなんだろう。アニメや映画のセリフから抜き取っているものなので、てっきりインタビュー的な内容を想像していたのでちょっと拍子抜けでした。
    鈴木成一さんデザインなのでちょーこりまくりな出来なのですが、いかんせん読みづらいですね…。

  • 詩篇「新世紀エヴァンゲリオン」と称して庵野秀明の紡ぎだす言葉、アニメの中で語られたセリフが詩の形をとってまとめられたもの。
    アニメで難解だったセリフがこの本でつながりをもってすっと入ってくる。

    エヴァンゲリオンのアニメをみてから読むのがお勧めです。

    言葉一つ一つ、セリフ一つ一つが深い。

    どんなエヴァ解析本よりもGAINAX公認のこの一冊。

    星の王子さまと並ぶいつまでも読み続けたい一冊です

  • (2008.12)

  • 古本屋で購入。漫画…の分類でいいのかな。
    エヴァ好きな人で、見る機会があれば見るといいと思う。

  • ケース入り。本はカバー無しの黒。中も黒。プロローグは黒バックに字も黒。その後は黒バックに黒の輪郭の挿絵を後ろにして白字。中盤でサードインパクト時の心象風景がカラー無字で34P続く。黒に戻り、段々灰色になり、白で終わる。

  • 2005年3月17日

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