ヤマダ一家の辛抱 下

著者 :
  • 幻冬舎
3.44
  • (3)
  • (7)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282363

作品紹介・あらすじ

そして、人生は続いていく-。父・カズオの重大な決心・母・サチコの突然の異動、長女・ナオコの危かっかしい恋、そして次女・ユカリの深刻な進級問題…。次々と心配事の絶えないヤマダ一家に、果たして平穏な日々は再び訪れるのか?感動の結末へ。「家族小説」の傑作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヤマダ一家の日常の後編。

    カズオさんの会社の大ピンチ、サチコさんの部署異動など、家族の問題が山積みですが、変わらずクスリと笑わせてくれます。
    ナオコの身に振りかかった危機には恐怖を感じましたが、結果良い出会いがあり爽やかな恋の予感。また、ユカリの進級問題は、良い家庭教師との出会いで解決しそうな気配。

    頼もしい奥さんと可愛い(笑)娘達に囲まれ、カズオさんはきっと幸せなはず。

    頑張れ!カズオ!!

  • カズオがお洒落に目覚めた矢先、彼が秘書として仕えてきた社長が急死する。前後してカズオの転職の決意、サチコの慣れない部署への異動、ナオコの危なっかしい恋、ユカリの深刻な進級問題と、ヤマダ一家に次々と心配事が持ち上がる。平凡なヤマダ一家に再び平穏な日々は訪れるのか?家族小説。1999年東芝日曜劇場枠で放送された、一郎:竹中直人・幸子:室井滋・由佳里:ともさかりえ・直子:雛形あきこ。原作のイメージだと幸子が合わないような、江角 マキコが適役かな?

  • (2013.3.17再読) 何事も起こらないような、どこにでもありそうなヤマダ一家も、それぞれにちょっとした変化があり。
    群さんのこういう話、大好きです。
    読みやすい文章を書くって、すごいことだと思います。

  • 上巻をあっという間に読んでしまって、
    下巻もスイスイと読んでしまいました。
    平凡で面白いだけの本かと思ったら、
    終わり方がなかなか良かった♪

  • 家族の日常。
    2006-09-03 00:03:42

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

群ようこの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×