三日やったらやめられない

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282639

感想・レビュー・書評

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  • 随筆集。

    小説家は嘘を書くのが仕事。
    随筆は、本当の事を書かないといけないとのこと。

    精神科医が内科を担当するのとは質が違うとのこと。

    文章を書く専門家という意味では同じだが。

    精神科と内科ではなく、外科と精神科の方が分かり易かったかも。
    切ると切らないとの関係を、
    本当と嘘に対比させれば。

    随筆は、たしかにぎこちない。
    あまりにも正直すぎる。

    小池真理子のように、軽く嘘も混ぜて書けばいいのかも。
    唯川恵も、ややまじめすぎるが、経験が共有できるのが受けるこつかも。

    まじめに自分を見つめることより、他人に同じところを探して書くのはどうだろう。

著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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