マンゴーの木: 伝説の魔法使いをめぐる運命の輪

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282738

感想・レビュー・書評

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  • インドマジックを巡って著者がインドの深淵を覗く旅行記。「マンゴーの木」という幻のインドマジックを探し求めていくうちに、運命としかいいようのないような、人の輪が繋がっていく様子が面白かった。著者は運命の糸に触ったらグイグイと引っ張って手繰れる人なんだろう。インドについてディープに知ることができる本。

  • エッセイは特に好んで読む分野ではないので、評価が難しい。この本を手に取った理由は、「魔法使い」という言葉に魅了された為だ。実際はインドのマジシャンについて書かれたエッセイだが、確かにこれはマジシャンや、手品師という言葉よりも「魔法使い」という言葉のほうがしっくりくるなと納得させられた。そして、私もものすっごくマンゴーの木が地面から生えてくるところを見たい!!と思いました。

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著者プロフィール

やまだ・まみ―作家・博士(人文科学)・インド工科大学客員助教授・公益財団法人日印協会理事・明治学院大学特命教授。
1960年、長野県生まれ。明治学院大学経済学部卒業後、オーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ大学大学院で海洋学、インドのデリー大学大学院でインド哲学を研究。2009年、高野山大学大学院修士課程修了、修士(密教学)。2014年、お茶の水女子大学大学院博士課程修了。博士論文のテーマは『カウラ事件の研究』。1990年よりインド文化関係評議会の招聘を受けインド神話を調査研究。1996年より2001年までニューデリー在住。1996年より毎年『ブリタニカ国際年鑑』のインドの内政・経済・外交記事を担当。2001年、日印芸術研究所(インド政府認可法人)言語センター長就任。著書に『ロスト・オフィサー』『死との対話』(ともにスパイス刊)、『夜明けの晩に(上・下)』『ブースケとパンダの英語でスパイ大作戦』(すべて幻冬舎刊)など多数。
ホームページ:yamadamami.com

「2016年 『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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