憂国呆談

浅田彰 田中康夫

• 幻冬舎 (1999年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[radio24kmさんの感想 · 2016年6月27日]

久々の再読でも面白かった。世の中で起こったあんなことやこんなことに対して、著者の二人が言いたい放題なところが好き。でも一部の文化人の言われようは、少しかわいそうになるぐらいのところも(笑)神戸空港建設反対運動の流れは迫力を感じた。

[kaizenさんの感想 · 2012年9月15日]

浅田彰は、新人類の旗手と呼ばれ、新しい理論を展開するのかと思っていた。
田中康夫がダム問題で長野県知事になったのに、なぜか上滑りで本質的な問題を追求しない。

なんで、より本質的な問題について対談しないのだろう。

違う世代の人には、ひょっとしたら参考になることがあるのかもしれない。
新人類のなれの果ては、振り返ると自分のことかもしれない。

http://researchmap.jp/jop3ywvbv-45644/

[冬寂さんの感想 · 2010年7月9日]

面白おかしく読める。が、「国を憂う」と題する本がそれでいいのか？

[yanaokさんの感想 · 2006年8月24日]

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著者プロフィール

浅田彰（あさだ・あきら）批評家、経済学者、京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。1957年兵庫県生まれ。著書に『構造と力』、『逃走論』、『ヘルメスの音楽』、『映画の世紀末』他、共著に『天使が通る』（島田雅彦氏）、『ゴダールの肖像』（松浦寿輝氏）、『憂国呆談』（田中康夫氏）他、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』他がある。

「2019年 『柄谷行人浅田彰全対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」