24・7 (幻冬舎文庫 や 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.22
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本棚登録 : 876
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284473

感想・レビュー・書評

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  • かなり古い本だが、古さをかんじさせない。

  • 久々に山田詠美。恋愛短編集。どれも読みやすく、描写が独特で五感に沁み込むような文体。「ピンプオイル」「HER」が割と好き。

  • ・ヒンズーの黒砂糖(Brown Sugar of Hindu)
    ・ピンプオイル(Pimp-oil)
    ・HER
    ・前夜祭(Wedding Eve)
    ・個人の都合(His way things were going)
    ・甘い砂。(Sweetest Sands)
    ・24・7
    ・口と手(Between Lips and Hands)
    ・息を埋める(Hold his breath buried)

    最初から最後まで山田詠美

    息苦しいほどの濃密な恋

  • 『ヒンズーの黒砂糖』
    『ピンプオイル』
    『HER』
    『前夜祭』
    『個人の都合』
    『甘い砂。』
    『24・7』
    『口と手』
    『息を埋める』

  • お久しぶりです、姉さん(師匠)。
    エイミーは唯一無二の世界観。

    ハタチの頃、背伸びしながら読んでた気がする。
    衝撃的だった。
    ちょっとオトナになった今、読み砕く余裕が少し生まれたのかもしれない。

    太陽や花や空気が、質量や温度を伝えてくるような表現に動揺します。

  • 9つの小説からなる短編集。読後感がさわやかなのはきっと登場人物の生き方がきわめて肯定的であるからだろう。山田詠美の描く人生観とは、そのときどきの気持ちに常に前向きであることが、その人にとって良い生き方となるといったものである。それゆえ、不倫さえも山田詠美にあっては倫理的な生き方とみなされるのである。

  • 一日に二十四時間、一週間に七日間。
    あなたと一緒にいたい24・7。

  • 短編集。
    口と手が好きかな。

  • 世界中に起こる出会い、恋を覗き見ることができる。お気に入りはラスト。次がタイトルになってる作品。

  • 091210読了
    ヒンディの黒砂糖と口と手が好きです
    やっぱりこう気取った横文字使いまくりなセクシー路線の方が似合ってる感じがします
    ちょっとおなじような話な感じもしますが

著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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