明日という過去に (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.35
  • (2)
  • (3)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 43
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284541

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 手紙のやり取りで構成されている書簡体小説(レター・ロマネスク)。
    二組の夫婦が20年もの間、お互いを裏切り合っていて、
    後半は娘も巻き込みドロドロに。
    しかしながら、確かに内容はドロドロの泥沼なんだけど、
    文章が文学的だからサラッと読める。
    表現が難しいが、とにかく身近な者たちの五角関係の話。
    内容は好き嫌い分かれそうだが私は面白かった。
    さすが連城さん!!

  • 友人同士であったはずの女たちだが、片方の夫の死によって関係は一変する。実は互いの女は結婚以来、20年以上も裏切り合っており、相手への憎しみをむき出しにし始める。

    主人公ら二人の数往復の手紙だけで巧みに構成され、
    終盤の展開には驚くほかない。文章は相変わらず純文学の美しさである。

  • すごい。嘘に嘘を重ねて、謎を引っくり返し、迷宮へ…。書簡体の特性をうまく利用している。さすが技巧派。

  • 対談に出ていた本。長い書簡体もの。恩田先生から。

全4件中 1 - 4件を表示

プロフィール

1948年愛知県生まれ。1978年『変調二人羽織』で第3回〈幻影城〉新人賞に入選。1981年「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞、1984年『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞、1996年『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月19日に逝去。著書多数。日本の多くのミステリー作家に多大な影響を与え、他界後も多くの作品が再刊されている。2014年日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

明日という過去に (幻冬舎文庫)のその他の作品

明日という過去に 単行本 明日という過去に 連城三紀彦

連城三紀彦の作品

ツイートする