- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877284749
感想・レビュー・書評
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小説にはアフォリズムがないと、という山田詠美のモットーがよく現れている短編集だと思う。秀逸です!
ひと癖ふた癖もある魅力的な主人公が多い中、「ガリレオの餌」がとりわけ好き。
私も、何でもばりばり食べて栄養にする、エネルギッシュな人間になりたいぞ、なんて思える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鋭い。
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山田詠美作品初読本。
あーこういう人なんだと思った。 -
120パーセントクール。
男女間の不思議な友情。
楽しい日々もやがて終わりが来るけれど・・・。
内容もさることながら、本の表紙が好き。 -
ワルぶりたい心の憧れがつまってる。
2010.03.31 -
それほど厚くはない文庫本の中に、
これぞエイミー!というような短編が9つも詰まってる。
するすると文章が流れてゆく。
でもそれは、流れて消えるようなものではなくて、
確実に心に染みを残していくものだった。
この人の作品は、比喩表現が豊かで官能的だ。 -
100%の完璧な快楽では、愛という陳腐な言葉が入り込む。それを打ち消すには、もう20%を必要とする。あなたの恋を誰もが考える恋に引き下げてはいけない。山田詠美が新しく書いた、9つの愛の真理。
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過激で、ロマンティックで、美しい。
気取らない文章で読みやすかった。 -
えっとよく覚えてない……!
横文字使いまくりの気取った文は外国が舞台の話だからなんかこう読んでてたのしいのに日本が舞台だとなんか陳腐なだけだよ -
山田詠美の本は時々いい装丁があるんだけど、コレも内容やタイトルにそこそこ沿ったクールな装丁。
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cooolなだけじゃない