この世の果て (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 87
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284930

感想・レビュー・書評

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  • 『聖者の行進』に引き続き読んでみた。こちらは、ドラマは観ていなかったので、ストーリーもほぼ初見。『高校教師』『人間・失格』などに比べるとタブー要素はそんなにないが、終始重苦しく、これでもかとヒロインがどんどん不幸になっていくのは野島伸司脚本作品の中でも随一ではないか。そして、ある意味ではハッピーエンドのはずなのに、後味の悪さも群を抜いている。本当にこれで良かったのか、士郎は壊れてしまったまりあを支えていけるのだろうか。先を想像するのが怖くなる。
    岡田幸四郎氏による解説にもはっとさせられた。野島作品を象徴するのは「命と金」、座標で表すなら「縦軸が生ー死、横軸が貧ー富」だという。愛のために自分をどこまでも犠牲にするまりあの姿は「死」と「貧」に振り切った存在だ。

  • とても大好きなドラマで、数年後に小説まで買ってしまった作品。

    「この世の果て」ということば自体が、とても好きだった。
    誰もなにもなくていいから、世界の果てで二人きりで。
    その世界観が憧れだった。

    そうだったらいいのに、という思いを共有したひとが、
    好きだと言っていたから忘れられなくなった作品。

    このドラマ以降、野島伸司という脚本家に注目するようになる。

  • THE野島作品!という印象です
    ドラマはリアルタイムでは見ていなかったはずなのに
    鈴木保奈美さんがウエディングドレス姿でダイブするシーンは
    何故か覚えています

    世界が滅びるとき、一艘の船に乗れば助かれる
    船の上のひとつだけ連れていけるならどの動物を選ぶか?
    という心理テストが印象的です
    ※トラ、クジャク、羊、馬の4つのうちひとつ

    この世の果てに連れていくのはあなたなら何か?ということを
    読者(ノベライズなので正確には視聴者)に問いかけているんでしょうね

    ちなみに選ぶのはその人にとっての一番大事なものだそうです
    トラ→プライド、クジャク→お金、羊→愛情、馬→仕事

  • 愛する者のために、人はどこまで自らを犠牲にできるのか。

  • テレビドラマのノベライズのためか、あまりにも大仰な表現に物語にのめり込めず。まあ、普通かな。

  • まさに野島伸司さんという感じの内容でした

    ドラマをほぼ見ていなかったので、この書籍でしっかりと内容を読んだのですが
    世界観が確立されていてとても面白かったです。

    鈴木保奈美さんの役が本当に適役で(小説原作でないので当然といえば当然ですが)
    ドラマ版もインターネットで探して全話見てしまいました。

    悲しいシンデレラストーリーというフレーズがぴったりだなと思います。

  • ドラマで昔みたのを思い出しふと手に。改めて文章でまりあとシロの足跡を辿ると不思議な余韻が。

  • 野島伸司を崇拝していた時代があった。そのころ三上博史も大好きだった。(感想になってない。笑)

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プロフィール

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー。数々の話題作を手がける。

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