- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877285630
感想・レビュー・書評
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高校生の時、読んだ本。
以来何回か読み直してる。
当時はかなりの衝撃ってか刺激てか、そんなものを受けた。
都会の女子高生ってこんなんかー!!みたいな。
今となっては…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
18歳になる前に処女を脱したいと考えるミユウは、その相手としてトウグウジを選ぶ。関係を持った女の子たちとのツーショット写真をコレクションすることが趣味の彼は、同じ相手と3回以上寝ないというルールを作っていた。トウグウジが相手なら、傷つくこともなく後腐れのないバージン・ブレイクになるはず。しかしミユウのその目論みははずれ…。
妙に崇高な雰囲気で始まる冒頭。しかし読んでみると普通のラブストーリーだった。何だか幼稚な小説に感じてしまったのは私だけ? いまいち切実さもない。 -
孤独、それでいて誰かに認められたい、愛されたい。
さようならを前提にすることで、さようならから生じる傷を回避しようとする。傷つきたくないから。
ミユウたちの生き方に共感するしないかは別として、多くの人がそういった感情を持ち、悩み、苦しんだことがあるのではないだろうか。
著者の数ある作品の中で、良い終わり方をしている作品だと思う。
心理描写が分かりやすく、それでいて温かみがあり、良い。 -
・ワンノブゼムになるぐらいなら、ゼロになった方がいい。
・多分、本当に孤独を忘れられるのは、同じ種類の音を奏でる、とてもよく似た者同士の寂しさと出会う時だけだ。
・誰かと一緒に眠るのは、セックスよりも遥かに心の距離を近づける。
・誰かを理解し、分かりあおうとすれば、他の誰かを傷つける。 -
続きを考えたくなるお話。
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★あらすじ★
18歳になる前にヴァージン・ブレークしたい願うミユウ。500人以上の女の子と寝たトウグウジ。絶対に傷つくはずのなかった一度の体験が、彼女を真実の愛へと向かわせる――。
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ちょっとエッチなラブストーリー。
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。おとなになりたい女子高生のお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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万人受けするほうじゃないのかなー桜井亜美の中では。