ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.55
  • (111)
  • (188)
  • (320)
  • (37)
  • (5)
本棚登録 : 1542
レビュー : 103
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877285852

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 一冊目より面白かった。ウイルスとか自分好みの内容。満足

  • 太平洋戦争の結果の違いから変わってしまったもう一つの現実、「5分後の世界」と著者が名づけたパラレルワールドの物語、第二段。もう少し世界観を広くしたらもっと面白くなるように思うのですが、そうすると物語の世界が破綻するのでしょうか。

  • 所謂「危機感のないやつは死んでもいい」

  • 4/16
    前作とは別物で、最後の尻すぼみ感は残念。

    ただ、UG兵たちの振る舞い(特にミツイが生還する場面でのもの)というのは、先月起きた地震に対する首都圏在住の人間として考えさせられるものではあった。
    『戦闘妖精・雪風〈改〉』(ハヤカワ文庫)を読んでいたときにも考えたことだけど、戦場というのは日常にある無駄が省かれていく(同作では、英語に無駄な形容詞が入らなくなる、という描写にて)場所であって、それがほぼ徹底されているUG(兵)との共通点かな、と。
    感情が存在しない機械のような兵士として彼らは描かれるわけだけどそれは間違いで、感情は感情として存在しているけど現実にすべきことはその感情を外にだすことではなく現実として対処すべき(そしてもちろん対処可能な)問題を片付けていく、という、機械よりは職人のように読めた。

  • 1作目に比べて臨場感とかは感じなかったけれど、
    前作よりメッセージ性がとても強かった。

    「危機感をもて」

    今の日本人には皆無といっていいと思う。
    とくに今回の震災があってから、
    自分の、日本人の危機感のなさに茫然とした。
    今の世界で、震災という現状で
    私たちはもっと危機感をもって生きていかなければならないと
    強く思った。

    UGの国民は、
    知的で、常にシンプルな原則の中で生きている。

    できないことはしない、
    無駄なこともしない、
    常に最優先事項を決め、
    確実に仕事をこなす。

    今の私には、
    絶対に生きていくことができない社会。

    私はまず、危機感をもつことから始めなければならない。

  • 久々に再読した。いつ読んでも面白い。無駄な事を削除し、今出来る事を着実にこなすUGの兵士達の姿に鳥肌です!

  • アウトブレイクねたって、何だか少し懐かしい。前作のインパクトがあまりにも強烈だったのでどうしても比較してしまったが、かなりの良作であることは間違いないと思う。普通に面白かった。

  • 村上龍さん、本当は苦手なんだけど(笑)前作の「五分後の世界」が好きだったので読んでみた。引き継いでたのは世界観のみだったけど。
    やっぱりえぐいなぁ~(笑)でも主役がマトモな方なのが救い。
    小難しくて読むのにかなり時間かかった(^^;)
    頭の悪い私にはさっぱりでした…

  • キャサリン・コウリーを主人公とする五分後の世界の続編。生化学の知識を駆使して、書かれた作品。ウィルスとは何かがわかるという本ではなく、ウィルスの特異性について書かれた本。

全103件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2 (幻冬舎文庫)のその他の作品

村上龍の作品

ツイートする