- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877286217
感想・レビュー・書評
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なるほど。すごい人生だなあと。ひとまずの感想。。難しい…
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俳優・唐沢寿明氏による、半世記。高校生の頃に役者を目指し、高校を辞めてから、どうやって俳優になったかがメインに書かれている。下積み時代の苦労、また、家族との確執や妻の山口智子さんとの関係について。
昔、若い男女のおしゃれなライフスタイルを見せるトレンディドラマで演じていた印象が強かった。ところが、10年位前のドラマ「白い巨塔」で、医者の財前を演じ、いい役者になったな~と感心した。本物の彼は、トレンディドラマの役のような人間ではないそうで、役と自分とのギャップに戸惑うこともあったようだ。
家族に反発を抱いて育ち、高校で家を出てから結婚の報告をするまで実家に帰らなかったという。山口智子さんも、子どもの頃に親が離婚したことが彼女の人生に影響したそうで、ふたりとも家族の愛を感じることなく大人になったと本書にある。隙間を埋めるように惹かれあい、大切なパートナーとなった。今でもおしどり夫婦だといわれている。
幸せになってよかったね、と思う一方、本としてはお金を出して買わなくてもいいかな、という内容だった。 -
すぐ読めるからと、渡された普通なら読まない本。同じ頃の人達がそういえば今はあまりテレビで観ないから、最初の頃の苦しんだ経験が歳重ねて活きてきているのかも。今朝ドラでやっている役は実はとても本人に近いのでは、と思った。
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どこで読んだか不明だが確かに読んだ。
後の奥さんが女優として太り気味を気にして…という記述があり、健康的な容姿…
(と元気と笑顔と育ちの良さ)
…が良い(ウケた)のになあ…
と、思いました。 -
唐沢寿明さんの売れなかった時代のエピソードが印象的でした。 山口智子さんとの出会いのくだりは、笑った。しっかしこの人の演技に対する貪欲さはガチだな。
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俳優 唐沢寿明の自伝。
売れなかった役者時代のエピソードや
複雑な親子関係
妻への想いなど
今まで知らなかった唐沢さんの一面を知ることができた。 -
唐沢さんはたたき上げた俳優さんだったと聞いていたが、読んでその歴史がわかった。
高村光太郎の「牛」という詩の話が出てくるが、いい詩だなあと思った。
話がうまくつながっていないところがあって、ちょっと読みにくかった。 -
単なるタレント本かと思ったら違う。
読み手を「読ませる」文章ですいすい読むことができた。
中で印象に残ったのが
「劣等感とは贅沢な感情だ」
という一文。 -
この夫婦、好きすぎる。