ファイナル・ブルー: 永遠 (幻冬舎文庫 さ 1-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 277
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286231

感想・レビュー・書評

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  •  内容としては「理由のない死」に憧れを抱く「ホタル」という女の子が、あるシンジという男の子と出会って、変わっていく話。
     簡単に言うと、そんな感じ。
     多分、ホタルがシンジに抱いた感情を「恋」と人は呼ぶのだろうし。
     その点で言ったら、この本は十分に恋愛小説だと思う。
     でも。
    「桜井亜美」っていう作家が書いてるのって、多分きっと、今の僕が一番書きたいもの……「飢え」だと思うんだよね。
    「愛に飢えている女の子」とか、「愛に飢えている男の子」が、身を寄せ合う。
     もちろん、飢えている理由も様々だし。
     その表現の仕方も人によって様々。
     だから、同じテーマでいっぱい小説をこの「桜井亜美」って人は書けるんだと思う。
     でも、根底に流れる色、というか基本はきっと一緒。

     だから私は、この人の話のタイトルを僕は覚えられない(苦笑)
     色が似過ぎてて、混乱する。

  • ・生きてる意味がないと思うなら、誰かを犠牲にしないで自分が死ねばいい。
    ・永遠より長い時間なんて、決して存在しないのだから。

  • なにげなく買って、桜井亜美の作品で始めて読んだ
    それからはまった。

    表現が綺麗。

  • 軽い。

  • 読始:2009,2,18
    読了:2009,2,21


    ≫理由のない死に憧れを抱き、十六歳の誕生日に自ら命を絶つことを決めているホタル。……桜井亜美が切なくもリアルに描く、脆い十代の「性」と「生」。



    裏表紙より抜粋した。
    で実際読んでみてどうだったかと言うと、はっきり言って内容がない。
    性という観点から見ても、生という観点から見ても中途半端。いや、全然だめ。それらの表面をなでただけで少しも深くないし、読んでて特に思うこともない
    この話を通して表現したいものが何なのか伝わってこないが故に読んでて面白くない。

    さらっと読めるがそれだけって感じ。
    読んでて不快にはならないので★2かな?

  • ★あらすじ★
    半年後の16歳の誕生日に自殺することを決めているホタル。警察と非合法組織から追われるシンジ。桜井亜美が切なくリアルに描く、脆い10代の「性」と「生」。

  • みんな、天国でなんか救われたくないのだ。この地上で救われるためにあがいてもがいてる

  • こういう、優等生が墜ちてく、みたいな主題が結構好きだったのです。

  • 謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。もろい十代の『性』と『生』のお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。

  • みんな、天国でなんか救われたくないのだ。この地上で救われるためにあがいてもがいてる

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