サーフ・スプラッシュ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.12
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本棚登録 : 331
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286910

感想・レビュー・書評

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  • 竹内結子さん 複雑な家庭環境の中で孤独な思春期を過ごしたことを小説の解説文に寄稿…桜井亜美さん著「サーフ・スプラッシュ」 スポーツ報知
    https://hochi.news/articles/20201001-OHT1T50038.html

  • 何のために生まれたかなんて、自分が勝手に決めちゃえばいい。

  • 女子高生の交換日記の様な形式でストーリーは進んでいきます。目線が女子目線なので同時代を生きてきた人にはダイレクトに刺さるものがあるのかもしれませんが男子としてはそこまでという感じでした。
    最終的に主人公の一人である少女が選択した事が、偶然にも後書きを書いている女優竹内結子にフラッシュバックするという、何とも感慨深さが残りました。

  • 斜め読み

  •  この話は、ヒトミと、チサトという女の子の手紙のやり取り……という形だけで話が続いていきます。

     ずっと、学校を辞めたかった落ちこぼれな女の子、チサト。
     自分も辞めたいとは思っているけれど、いい子に振る舞ってしまう女の子、ヒトミ。

     チサトが学校を辞めてしまい、ヒトミに手紙を書くところから物語は始まって……。

     って感じなんですけど。
     最初は、キャラクターの強さから、チサトが主人公だと思ってたんですけど……。
     違うんですよね。
     この物語の本当の主人公はヒトミだったんだ……ってことは、最後まで読んで、ようやく気がつきました。
     本当に。
     僕には、ヒトミの気持ちが本当によくわかる。
     でも、でもね。
     あそこまで何もかもに絶望することはなかったんじゃないか……と、ヒトミには言いたい。
     でも、人間の心の闇って他人には見せられないんだよね。だから、闇なんだし……。
     僕はここで、思う様闇をばら撒いているけれど。
     聞いてくれる人が、聞いても軽蔑しない人がいてくれることは、とっても尊いことだと思うんだ。

  • 購入:Shin(2012.3.25)
    古市でタイトル見て買いました。
    変な展開で最初は少し期待外れでしたが、後半はのめり込めた。
    最後どうなったんやろ?
    EGO(2012.12.23)
    変わった世界観で興味深い作品でしたが、理解されにくい終わり方でした。

  • 桜井亜美の作品で一番好き。

    桜井亜美と言えば、強姦、堕胎、同性愛等の過激な内容が多い、この作品にも、もちろんあります。
    でも他の作品ほど下品に感じない。

  • 1999

  • ★あらすじ★
    学校やめるって言葉、ずっと言いたかった――。工事中のビルにあるクレーンから、神秘的な夜明けを見た次の日、チサトは一通の手紙を書いた……。はかなくて美しすぎるストーリー。

  • 薦めたくないけど読みたい本。

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