群青の夜の羽毛布 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1105
レビュー : 141
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287184

感想・レビュー・書評

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  • 唯一持ってる恋愛小説

  • 「クソババア!」のシーンがすごい好き。笑 暗くて重いけど、おもしろい。

  • 良かったですこれ。 登場人物の心情の表し方が巧みで、飽きなかった。 読み進めていくうちに、謎が明らかになっていって、最後の展開は結構勢いがあった。 なんていうか、よその家庭の秘密を覗いてるような気分になる。見てはいけないものを見た、という風に怖い。 既に崩壊している家族。 母親と娘が家庭を立て直そうとするわけでもなくせめて現状を維持できるように生活している。 そして父親…。 作品全体がなんだか群青色、青みがかかったイメージでした。

  • 07年以前

  • こうゆう女嫌い。
    アタシはいつも、こうゆうやつに恋愛で負けるんだ。

  • 山本文緒さんもずっと好きな作家なんですが、最近作風変わったかなーと思います。女性作家の方が、成
    長を感じますね…男性が成長が無いというのではなく、割といくつになっても同じ雰囲気を作っているのにた
    いして、女性作家の文章は色気が増す(苦笑)まぁ、登場人物の背景に不倫とかが多く絡みだして、結構ど
    ろどろした人生の側面が見え出したりする気が私はするのですが…。
    <BR><BR>
    筆者の本では、「ブルーもしくはブルー」が好きでした、今まで。
    今回の作品は以前にも書いたように、映画化の話を聞いてから手に取ったので、イメージに本上まなみさん
    がしっかりかぶりながら読んでいました。
    主人公さとるの家庭はありそうな、なさそうな、どこかにハードな何かをはらんでいそうな家です。彼女の家や
    家族が登場すると何ともいえず暗いのです…。それは嫌な感じというよりは、薄暗く目が慣れない、所詮は傍
    から眺めるしかないのだなぁ、と思わずにはいられない感覚です。
    <BR><BR>
    さとるが、自分のこれまでの人生−少女時代を振り返る場面がとても痛々しく感じられました。私は彼女の
    様に異性にモテルタイプではありませんが、同性に馴染めない感覚はすこしだけわかるかなぁと思えます。
    誰とでもとりあえず仲良くしようとすると、ものすごく表面的になってしまうか、媚びてしまうか。私達は、いつ
    でも好きな人にだけ囲まれて生きていくことはできっこなくて、結構妥協と頑張りの連続だと思うのです…。
    そんなことが決して上手くない、さとるの葛藤を本当の意味で私は理解しないのでしょうが。
    <BR><BR>
    長いこと抑圧状態にあって、自分というものが見えにくいさとるの、恋愛もまた同じようにはっきりとしないも
    のを抱えています。恋人である鉄男を大切に思う気持ちは伝わる反面、その想いさえもしばりつけるに十分
    な彼女の生い立ちや家庭がそこには存在するのです。抑圧と対照的な、さとるが恋人と肌を合わせる場面
    が何度か登場しますが、これが本当に対照的で…奔放、というかあまりのしがらみのなさが逆に怖くなるほどでした。
    <BR><BR>
    (2002年10月21日)

  • 貧血で体が弱いさとると元気なみつる、暴力的な母と娘と同い年くらいの女と浮気して頭がおかしくなった父の話。家が燃えちゃって死にかけたけど、何とか助かった。

  • 読み進めていくうちに、どんどん明かされていく内容。ドキドキしっぱなしでした。重い話ですが、はまってしまう。最後の家の中のシーンでは涙が出てしまいました。

  • 【メモ】家族の悲劇・虐待・繰り返し・依存

  • 山本文緒にはまるキッカケとなった一冊。
    歪んだ家族にがんじがらめになっているさとるが悲しい。
    暗く重い話だけれど、読み進まずにはいられない何かがある一冊

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著者プロフィール

1962年11月13日横浜生まれ。 神奈川大学卒業後、OL生活を経て、87年「プレミアム・プールの日々」でコバルト・ノベル大賞、佳作受賞。 99年「恋愛中毒」で第20回吉川英治文学新人賞、 2001年「プラナリア」で第124回直木賞受賞。

「2019年 『シュガーレス・ラヴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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