SLY(スライ)―世界の旅 2 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.22
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  • (28)
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本棚登録 : 960
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287214

感想・レビュー・書評

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  • 2016.4.5

  • 一番知りたいことを知れぬままに終わるので読後ムズムズする。ストーリーに影響ないことは分かってるんだけど、野次馬根性で知りたいと思ってしまう人間の性。

  • 一時、吉本ばななを読まない時期があった。
    これはその頃の本。
    このシリーズはあまり評判が良くなかったが思ったより普通だった。

    この人の話には必ずと言っていいほど死が出てくる。
    サスペンスとかで殺人ばかり書いているのとは違う。
    殺人の場合もあるし事故や老衰などとにかく死だらけ。
    あとはオカルト色が強いのもそうだ。

    この話は死についてはふんだんに漂わせているけれどオカルトは弱い。
    エジプトに旅行に行ってからかいたようだけれど、エジプトに負けている。
    そんなところが不評の理由なのかもしれない。

  • 最初にこの本を読んだとき、エジプトはただただ遠い国だなぁと思っていました。それから数年って、まったく興味のなかったエジプトに旅行に行くことになったときには、ガイドブックの代わりのように読み直しました。現地ガイドさんも知らなかったエジプシャンパンケーキ、食べることができなくて心残りだったな。今は読み返すとそんなことを思い出します。遠くなったエジプトの記憶を呼び起こす1冊。前半部分もターミナルケアをするようになった今はなんだか共感できます。

  • もうこんな風にエジプトには行けないのだろうか

  • 前作のバリの話より、胸に響くものが弱かったように感じました。エジプトの神秘性とHIV陽性と、どとらに焦点を当てているのか判りにくく、どちらもぼやけたような…。
    そして、文庫本あとがきの部分を読んでビックリ。
    ばななさん、正直過ぎます。

  • 好き。再読したい。

  • 小説だけでよかったんだけどなー。
    ゲイの男の子がエイズになっちゃって、友だちとエジプトに旅行にいく、というお話。
    こうかくとすごく劇的な気がするんだけど、とても淡々とすすんでいく。それがとても心地よい。
    エジプト行きたいなー

    この話を読んでる途中で出た国際保険論がエイズについてで、シンクロに驚いた。ひとごとじゃないんだよな

  • 死者が生者を凌駕する、時間的にも空間的にも壮大なエジプトを舞台に繰り広げられる物語。主人公の「私」をはじめとして、登場人物たちとその相互の関係やあり方にはリアリティがあるのだが、彼らが行く先々でオベロイなどの高級ホテルを泊り歩いたり、アルマーニやプラダを買いあさるという経済感覚にはリアリティがない。自分の旅行をそのままに投影し過ぎたのだろう。表題がSLY(ずるい)というのは、わかるようなわからないような。

  • 旅行先――エジプト――での美しくも儚い心理描写や、まるで目にしているかのような建築背景の描きかたといったら!

    ああ、せつないなぁ。
    あの終わりかたさえせつない。
    最後まで知りたいけど知りたくない。
    そんな葛藤。いいなあ エジプト。
    いきたくて堪らなくなった!

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プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

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