マル1死なないことマル2楽しむことマル3世界を知ること: すべての男は消耗品であるVol.4 (幻冬舎文庫 む 1-11)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287764

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  • 日本、キューバ

  • 「基本的なものとは何か?それはオスが消耗品であるということだ。」龍さんの野性的な、若さを感じさせる文章で書かれている。

  • なんのために村上龍のすべての男は消耗品であるシリーズを
    読んでいるのか。読み返したくなるのか。

    それは、自分自身の人生を極上のものにしたいから。
    人生を誰よりも充実させたいから。

    この世界で生き抜いていく一人の男として、
    誰よりもカッコよく生き抜いていきたいから。
    誰にも負けずに、サバイバルしていくためだ。

    やはりこのシリーズは最高に好きだ。

  • 日本に対して、若者に対して、村上龍は呆れ、苛立っている。

    読み進めていけばいくほど、日本に未来がなく、日本人も無知で希望が無いという考えを植え付けられていく。
    けれども、最後の言葉で未来も希望も見えた。


    「現状は想像を絶して暗い。だが出口がないわけではない。」

  • 何かを成し遂げようとすることは、
    別の何かを捨てることと等しい。

  • まとめ的にコメントできないから印象に残った記述を。

    信頼する人をがっかりさせる事が何よりも嫌いだ

    あらゆるものに自意識が優先するただ単純につまらない状態
    →からだ、に注目する

    みんな自分の範囲内で何とか理解してしまおうとする。
    この世の中の事は全部知っていると思っている人が多い。

    この国にはきれいな色、形、音楽がない。
    きれいなもので、我を忘れる必要がなかったからだ

  • 文体が丸みを帯び始めたポストモダン。

  • 「蔓延する偽り」は実はVOL6。
    これはVOL4。
    龍って月曜日の夜12チャンでいろんな人と対談してるイメージしかなかった。
    ないしは13歳のハローワーク?
    でも、かなりおもしろい。
    小説にも手を出そうかなって思った。

  • 頭のいい人だとおもう。でもこの本では共感できることの半面、薀蓄をきいているような気にもなる。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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