- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877287931
作品紹介・あらすじ
建て売り住宅に住む小学五年生、山崎滋はきわめて平穏な生活を送っていた。滋にむりやりキャッチボールをさせたりする「普通の家族」コンプレックスの父をのぞいては。しかしある時、美女、クミコ・エリス・ハスター率いる戦車隊が山崎家を付け狙いはじめ、そんな日々も一変する。本格推理かつアクションありの家庭内冒険小説。
感想・レビュー・書評
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笑えます。面白いです。
新井素子さんのエッセイ「素子の読書あらかると」で紹介されていたので読みました。
なんというか…所々吹きます。
帯に面白いことがかいてあるみたいなんですけど、図書館で借りてきたから帯がないんです…orz
つかこれのどこが本格ミステリーなんだよw(詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2004年7月31日読了
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素子の読書あらかると。「家庭内冒険小説 大型戦車隊VS山崎家。史上最大、地球規模の熾烈な攻防!愛する家族を守る、ケナゲな父の奮闘を描いた 本格推理にして、アクション満載の冒険巨編」って、どんなんだ?
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山崎家は普通の一家。
普通のお父さんに、普通のお母さん。そして、普通に小学生な息子。
ただ・・・世間様と一つだけ違うことは・・・お父さんは元正義の味方だったのです。
彼等は普通に暮らし、お父さんは毎日会社へ行って、ローンを組み、念願のマイホームを建てました。
しかしそこへ、一度は壊滅したはずの悪の組織『CRAB』の攻撃が始まった。
悪の総統は、昔父に片思いをしていた元、女子大生・・・。
父は、もう着ないと誓った筈のAPEスーツに身を包み、戦いへと赴くのであった。
・・・ああ、何か違う。上手く説明できないっ!!!
人を喰ったような、おちゃらけているような、変な話。
太田先生、こんな話は今まで無かったよう(;_;)。
それはそれで、こーいう話も好きではあるが、この作家がやると何か違う。
なまじ文章がしっかりしているものだから・・・何か違う〜・・・!
息抜きにはいい話です。
でも太田先生の推理物が好きな読者には・・・・・やっぱり、あまりお薦めできないなぁ・・・。うーむ。
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タイトルに惹かれて借りてみたらアタリだった。面白い。普通を愛するお父さんの正体。所々に趣味が光る(笑)。