- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877470043
感想・レビュー・書評
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抱腹絶倒
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小学生の時に図書館で何回か借りて読んだのを思い出して。近場にいたカラスってハシブトだったので、黒くてデカくて声量もある上に、何回か子育て時期だった巣の近く(たぶん人見街道に行く通り道の玉川上水)通っちゃってモビングされまくった思い出もあるだけにむちゃくちゃ怖い生物だったんだけど、夏休みとかに読んだらカラスに対する見方がものすごく変化する一冊でもあった。学術書というよりは作者とカラスのお付き合いエッセイに近いものがあって、小学生にもとっつきやすかった。読んだの、思惑の「惑」の読みに自信なかった時くらいの年齢だったと思う。たぶん。
自粛明けたら図書館行ってもっかい読みたいなあ。 -
著者は、東京都の鳥獣保護員を経験し、現在「プロ・ナチュラリスト」として活躍している。鳥獣保護員時代、カラス(ジェイソン)夫婦の巣撤去から始まるジェイソンとの半年にわたる追いかけっこをきっかけに、カラスの魅力にとりつかれてしまう。
カラスがいかに頭がよいかから始まり、全国のカラスグッズの紹介、カラスと都市に棲む他の野鳥とのバトル(どちらかというと、カラスが他の鳥をからかって遊んでいるというかんじ)、ウソのような能力を学習してしまったスーパーカラスの話など、おもしろくてあっという間に読み終えてしまった。ここまで擬人化する?とは思ってしまうが、それがまたおもしろい。
以前、『カラス、なぜ襲う』(松田道生著)を読んでから、私もカラスを好奇の目で見るようになったが、この本を読んで私もカラスフリークの仲間入りをしてしまいそうだ。
ハシブトガラスとハシボソガラスの違いは、もうわかるようになったぞ! -
カラスについて知りたくて読みました。カラス大好き。