地図でたどる多摩の街道――30市町村をつなぐ道

著者 :
  • けやき出版
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877515348

感想・レビュー・書評

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  • 「多摩ら・び」誌連載をまとめた地図と街道にスポットを当てた地理本。
    地図について書かせたら右に出るものはいない今尾恵介だか、掲載誌の読者層に合わせて割と平易に書かれた文章が読みやすく、また自治体ごとに章立てされているのかも新鮮で面白い。

  • 2017.11.04読了 図書館
    ナビができないほど地図を見る力は無いけれど、地図を読むのは楽しかった。
    古地図と現代の地図を比べながら、昔はどんな景色が広がっていたんだろうと想像するのはホント、楽しい!

  • 市町村ごとに切っているから、面白いところもそれなりのところもある。道の名前は行き先だというのは言われてみればなんだけど。

  • 2015年4月刊。昔から存在する道路に注目して、多摩の各市町村を昭和初期と現在の地図で比較。街道名は本来「行き先表示」が原則で、「国道20号が神奈川県から甲斐国に入っても甲州街道と称しているが、本来それはおかしいのだ」(p.9) という説明にはとても納得。今でも「八王子街道」は八王子には無いですしね。

    【引用メモ】
    街道名というのは、鎌倉へ向かう道はどれも「鎌倉道」であったように、最初はあまり移動しない地元の人がミクロの視点でそれぞれ呼んでいたため、場所により時代により異なるのは当たり前で、しかも交通の流れの変化も受けて変遷は著しかった。それが行動半径の飛躍的に広がった近代を迎えて徐々に固定化していったのである。(p.93)

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著者プロフィール

今尾恵介(いまお・けいすけ)
1959年横浜市生まれ。地図研究家。明治大学文学部中退。中学生の頃から国土地理院発行の地形図や時刻表を眺めるのが趣味。音楽出版社勤務を経て、1991年にフリーランサーとして独立、1991年より執筆業を開始。地図や地形図の著作を主に手がけるほか、地名や鉄道にも造詣が深い。主な著書に『地図で読む戦争の時代』『地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み』(白水社)『鉄道でゆく凸凹地形の旅』(朝日新書)『地図帳の深読み』(帝国書院)など多数。現在(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員、日本地図学会「地図と地名」専門部会主査。

「2020年 『長野電鉄百年探訪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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