アリのさんぽ

著者 :
  • 架空社
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本棚登録 : 50
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877521363

感想・レビュー・書評

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  • ヌマベリにアリが「みちって どこまで つづいてるんか しりたかったんです。みちって ここで おしまいですか」と聞くと、『ここまでって おもうたら ここまで。いこうと おもうたら おもうとこまで みちは つづくんや』
    かっこいい!!ヌマベリ

  • 道はどこからどこまでなんだろう、
    海はどこにつながってるんだろう、

    ふと疑問に思ったことを尋ねる散歩に出かけるアリ。


    「ここまでって 思うたら

    ここまで。

    いこうとおもうたら

    おもうとこまで

    みちは つづくんや」



    読んだ子どもたちはどんなことを感じるんだろう。
    自分の息子に尋ねられたときわたしはどう答えるのだろう。


    ふと疑問に思ったことを人に尋ねてまわること、
    そして答えは自分で見つけること、

    子どもだけじゃなくて大人も考えさせられる一冊です。


    そして何より絵の色使いが幻想的で世界に引き込まれます。


    子どもの本棚に、また、贈り物としても選びたい一冊。

著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。絵本作家、立体造形作家。自作の絵本に『アリのさんぽ』、『ねぬ』、『ほなまた』、『くものもいち』、『いたちのてがみ』、『でんきのビリビリ』、『ドンのくち』、『ひげじまん』、絵を担当した絵本に『カイロ団長』、『ナマコ天国』、『ねむろんろん』、『うちのおかあちゃん』がある。

「2022年 『ナマコのばあちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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