- Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877586690
作品紹介・あらすじ
デンマークに惹かれ、通いはじめて12年。暮らすように旅する中で出会った、かけがえのない人と場所、時間のポートレイト。
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた
デンマークに恋をしてしまった筆者が、
デンマークを訪れる中で感じた、
風景や人々の暮らしぶりなどについて書かれている
観光地巡りではなく、
その土地に根付いている価値観や日常風景など
ありのままのデンマークを感じることができると思う
全体を通して、作者の出会った人たちは
建物でも道具でも、ひとつひとつを長く大事に使っている様子や
相手と時間を共有することを大切にしているという印象を受けた。
作者の文章にも、とても暖かさを感じ、
読んでいて幸せな、暖かい気持ちになれる。
何気ない毎日の暮らし、身近な道具、周囲の人達、
自分を取り巻いている全ての事柄に
丁寧に接したいという気持ちになった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デンマークには行ったことはないですが、この本の中の人々の暮らしに和まされます。
好きなもの、大切なものに囲まれたゆっくりとした時間・・・。
いいなあ・・・ -
著者の撮った写真がとても綺麗。そして読みやすい。何度でも読み返せそうな貴重な一冊。
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デンマークに留学した著者の日々の生活、想いがよく伝わってきます。『ヒュッゲ』和み、ほっこりとするといったような意味だそうですが、まさにそれが日常のようなデンマーク。私も『ヒュッゲ』を心掛けて毎日を送りたいな。
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『ヴィルヘルム・ハンマースホイー静かなる詩情ー』を国立西洋美術館に観に行ったときに書籍コーナーでこの本に出会いました。デンマークのホイスコーレに興味があり、そのことについて書かれていることを知りすぐに購入しました。楽しいこと・素敵なことだけを綴ってある雑誌や旅の本とは一線を画す、著者がデンマークという国が好きだからこそ本音が綴られた内容に惹かれました。稲垣早苗氏の他の著作も読んでみたいという気にさせられました。